Paradise Valley の感想
参照データ
タイトル | Paradise Valley |
発売日 | 2013-08-20 |
アーティスト | John Mayer |
販売元 | Sony |
JANコード | 0888837564823 |
Disc 1 : | Wildfire Dear Marie Waitin' On The Day Paper Doll Call Me The Breeze Who You Love I Will Be Found (Lost At Sea) Wildfire You're No One 'Til Someone Lets You Down Badge And Gun On The Way Home |
カテゴリ | ミュージック » ジャンル別 » ロック » ポピュラー・ロック |
購入者の感想
あれま、意外にいいじゃない?一聴した時の最初の感想です。いやね、もっとカントリーカントリーしているのかと思ったんで。
自分は「Continuam」「Battle Study」といった、音数を極限まで削ぎ落としたシンプルなアプローチも大好きだが、JMに求めるものは“トリオ!”のような熱縲怩「ブルースロックなんだよね(同意見の方、多いと思います)。なので、前作のようなカントリーテイストに舵を切ったままの作品というのはどうにも勘弁して欲しい口でして、それが今作のこのジャケットでしょう(笑)「またっ?」というのが正直な感想でした。ところがどうしてどうして、凄くいいではないですか!同時期のテデスキ・トラックス・バンドが期待通りの胸のすくような快作なのに、不思議とこっちの方を聴く機会が多いです。
確かにカントリーフレイバーも大きく流れてはいますが、もっと雄大なるアメリカ大陸を彷彿とさせるような、地味なんだけどスケールの大きなソウルミュージックが堪能できます。カントリー&ソウルとでも言いますか、カントリーをも自分の血肉に昇華させた上でのJM流ソウルですね。メロウ&スモーキーなボーカルと流麗なギターワーク(ギターソロも目立ちます)も相まって、実に心地良いんですね。懐が深いといいますか、底知れぬ才能を改めて感じます。
まぁ穿った見方をすると、喉の手術からまだ間もないこともあって、ミドルテンポの、声を張り上げたりシャウトしたりせずともできる範囲で作った感も無きにしも非ずで、ライブ後半で盛り上がれるようなシンガロング系の曲は皆無です。なのにこの訴求力なもんだから、なおさら末恐ろしいんだけどね。ただ、この素晴らしい作品を前にしてもやはり言わせてもらいますが、“トリオ!”の再演のような作品を次作こそは期待しています!
自分は「Continuam」「Battle Study」といった、音数を極限まで削ぎ落としたシンプルなアプローチも大好きだが、JMに求めるものは“トリオ!”のような熱縲怩「ブルースロックなんだよね(同意見の方、多いと思います)。なので、前作のようなカントリーテイストに舵を切ったままの作品というのはどうにも勘弁して欲しい口でして、それが今作のこのジャケットでしょう(笑)「またっ?」というのが正直な感想でした。ところがどうしてどうして、凄くいいではないですか!同時期のテデスキ・トラックス・バンドが期待通りの胸のすくような快作なのに、不思議とこっちの方を聴く機会が多いです。
確かにカントリーフレイバーも大きく流れてはいますが、もっと雄大なるアメリカ大陸を彷彿とさせるような、地味なんだけどスケールの大きなソウルミュージックが堪能できます。カントリー&ソウルとでも言いますか、カントリーをも自分の血肉に昇華させた上でのJM流ソウルですね。メロウ&スモーキーなボーカルと流麗なギターワーク(ギターソロも目立ちます)も相まって、実に心地良いんですね。懐が深いといいますか、底知れぬ才能を改めて感じます。
まぁ穿った見方をすると、喉の手術からまだ間もないこともあって、ミドルテンポの、声を張り上げたりシャウトしたりせずともできる範囲で作った感も無きにしも非ずで、ライブ後半で盛り上がれるようなシンガロング系の曲は皆無です。なのにこの訴求力なもんだから、なおさら末恐ろしいんだけどね。ただ、この素晴らしい作品を前にしてもやはり言わせてもらいますが、“トリオ!”の再演のような作品を次作こそは期待しています!