地球の上に生きる (1972年) の感想

学生の頃出会っていた本でしたが、いつのまにか友人の元に嫁いでしまってい たのであらためて買いました。ヒッピーカルチャー全盛期に書かれたもので、 ナチュラルに暮らすノウハウがいっぱい詰まっています。一番面白かったのは、 「ひとりでするお産」と「茄子の黒焼きで作る歯磨き粉」。なんでもスーパー
で買ったり、他人まかせの健康管理などが日常を見直すには、今でも充分にシ ゲキになる本です。27年前の本なのに、とても新鮮です。全ページ著者のイラ ストがふんだんに使われています。活字も一切使用されておらず、手書きの温 かい雰囲気が生きる力を満たしてくれます。読まずとも、書棚に置いておくだ けでオーラが楽しめます。