辻井伸行 奇跡の音色―恩師との12年間 (文春文庫) の感想
参照データ
タイトル | 辻井伸行 奇跡の音色―恩師との12年間 (文春文庫) |
発売日 | 2013-04-10 |
製作者 | 神原 一光 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784167838508 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
視覚障がいのある辻井伸行が、お母さんの唄に合わせて小さいピアノを
叩いていた幼い頃の話から、良き師と出会って指導を受け、ひたむきに
努力に努力を重ね、ショパン・コンクールでの挫折を乗り越えて、ヴァン・
クライバーン・コンクールで優勝し、今日に至るまでの物語。淡々とした文章で
書かれているが、それが一層感動を呼ぶ。
辻井を12年間にわたって指導した先生のことも詳しく書かれている。辻井が
ショパン・コンクールで批評家賞を受賞のしたいきさつを本書で初めて知った。
カーネギーホールでのデビューには、そういう巡りあわせがあったのか。
作曲活動も始めた辻井であるが、「あとがき」には、左手で和音を鳴らさずに
右手だけでメロディーを作るように指導を受けたものの、それが難しくて苦労
している辻井の様子なども書かれている。
コンクールやリサイタルで取り上げた曲のことも詳しく書かれているが、
知らない曲も多いので、どんな曲なのか、せっかくだから辻井の演奏(CD)で
聞いてみたくなった。
叩いていた幼い頃の話から、良き師と出会って指導を受け、ひたむきに
努力に努力を重ね、ショパン・コンクールでの挫折を乗り越えて、ヴァン・
クライバーン・コンクールで優勝し、今日に至るまでの物語。淡々とした文章で
書かれているが、それが一層感動を呼ぶ。
辻井を12年間にわたって指導した先生のことも詳しく書かれている。辻井が
ショパン・コンクールで批評家賞を受賞のしたいきさつを本書で初めて知った。
カーネギーホールでのデビューには、そういう巡りあわせがあったのか。
作曲活動も始めた辻井であるが、「あとがき」には、左手で和音を鳴らさずに
右手だけでメロディーを作るように指導を受けたものの、それが難しくて苦労
している辻井の様子なども書かれている。
コンクールやリサイタルで取り上げた曲のことも詳しく書かれているが、
知らない曲も多いので、どんな曲なのか、せっかくだから辻井の演奏(CD)で
聞いてみたくなった。
クラシック音楽好き・嫌い問わず。素敵な本です。この本を読むと、どんな人でも1週間は優しい人になれます。
小説以上に感動します。そして辻井君のピアノが聴きたくなります。
小説以上に感動します。そして辻井君のピアノが聴きたくなります。