NHK大河ドラマ テーマ音楽全集 壱 [DVD] の感想

NHK大河ドラマは、物心ついた頃親が見ていたのでずっと見てました。
はっきり意識したのは「竜馬がゆく」。そこから「獅子の時代」までは欠かさず見てたし、カセットレコーダーを買ってもらってからはテーマ曲を録音して残してあります。
’80年代に「獅子の時代」までの頃のテーマ曲集のLPと、’90年代に吉宗の頃出たテーマ曲集CDを持ってるんですが、映像付があればいいのになぁと突然思いついてAmazonを検索したら、すでに出ていたのね。

初めて見る映像だったり、見たことあるはずなのにまったく印象が違ったり。
「竜馬がゆく」は、なんとLPやCDで知ってるのとまるで演奏が違う。
「天と地と」。霧の中に騎馬隊を率いる石坂浩二の上杉謙信が馬に乗って立っていて、腕を振る合図とともに音楽が始まり馬が駆け出す。冨田勲の音楽がすばらしくて、スローを交えた騎馬の映像がよくてうっとりなんだけど、これカラーだったんですねぇ。
当時は白黒で見てたんで、なんかカラーになったら背景とかが見えすぎて逆にしょぼく思えてしまいました。頭の中で理想化されちゃってたってのはあるのでしょうが。
それも含め、ともかく大画面で見ることが出来たのがうれしいです。古い映像もあるのに画質も十分きれいだし。

あと、出演者名などがわかるのも映像ならではですね。
初期の作品が歌舞伎の人や映画俳優ばかりだったのに、だんだん若いアイドルが混じってくるところとか、ああこうやってだんだん今風になっていったんだなぁとわかる。

これ、定価で2,800円なんだけど、’80年代に買ったLPは収録作品がもっと少なくて3,000円したよなぁ。
お買い得で手軽に見ることが出来て資料的な価値も高い。
とても満足です。