冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 辻村 深月 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062758222 |
カテゴリ | 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » た行の著者 |
購入者の感想
あまりに冗長すぎる。
この内容を300ページに纏めてくれたなら、傑作と呼べるものになったと思う。
何人か必要ないんじゃないかと思える登場人物がいるので、それを減らすだけでもずいぶん違っただろう。
著者のデビュー作という先入観もあってかどうしても、書きたいことを全部無理矢理詰め込みました、って印象を抱いてしまう。
読者のことを考えているのだろうか、と疑問に思う。
自己満足と陶酔が全編に漂っている気がして、どうにも気持ちが悪い。
結末は良かった。
ただ、締めはしつこく感じられた。
もうちょっとさらっと終われなかったものだろうか。
とはいえ、上下巻で千ページを超える大作を、最後まで読ませる力量はすばらしいと思う。
この内容を300ページに纏めてくれたなら、傑作と呼べるものになったと思う。
何人か必要ないんじゃないかと思える登場人物がいるので、それを減らすだけでもずいぶん違っただろう。
著者のデビュー作という先入観もあってかどうしても、書きたいことを全部無理矢理詰め込みました、って印象を抱いてしまう。
読者のことを考えているのだろうか、と疑問に思う。
自己満足と陶酔が全編に漂っている気がして、どうにも気持ちが悪い。
結末は良かった。
ただ、締めはしつこく感じられた。
もうちょっとさらっと終われなかったものだろうか。
とはいえ、上下巻で千ページを超える大作を、最後まで読ませる力量はすばらしいと思う。