Round and Round の感想

今回のアルバムは全編みとせのりこソロバンドバージョン。
オリジナルの曲調はそのまま、楽器変更に合わせた編曲となっている。
目新しいのはTrack04のBark at the Moonだけだが、他の曲もフレッシュな感覚で聴ける。
なので、収録曲のオリジナルバージョンをほぼ全て持ってる人も全曲楽しめる一方、
最近ファンになって古い曲をコンプリートしたい人にとっては、オリジナルバージョン収録は無い為、ある意味収穫無しとも言える。

目玉はやはりTrack01の風の行彷とTrack08の鬼さんこちら。
この2曲はColoured Water収録のオリジナルバージョンはもちろん名曲だが、
Coloured Waterの音質は悪い(Coloured Waterはデモテープがマスターの為)ので、曲のエッセンスしか堪能出来なかったが、
今回新録されたことにより、この2曲の素晴らしさを完全に堪能することが出来るようになった。

というわけで、
みとせのりこソロバンドバージョンを聴いて見たいという人にはもちろん、
そうでなくても風の行彷と鬼さんこちらの高音質版の入手という意味でファン全員にオススメ。