DAHON(ダホン） 2014年モデル Route（ルート） 20インチ PYA061 の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

ちょっと手が出そうにない高額なモデルを並べるダホンのエントリーモデルということで、上位モデルのＤＮＡは確実に受け継いでいるだろうとかなり期待を込めて購入しました。
知人の使っているドッペルギャンガーの同価格帯のモデルとの比較になりますが、小径タイヤの折りたたみ自転車だけあり、どちらもうまいことたためます。
ただ、ダホンの方がよりコンパクトになるのと、たたんだ状態で自立してくれるので、アパートの出入りの際など、ちょっと置いた時倒れないのはうれしいです。
また、同じ12ｋｇ程度の重量ですが、コンパクトにまとまる分持ちやすいこともあり、少し軽く感じます。
プチ輪行に出かける時、出っ張りが少なくまとまるので、車に乗せるのがおっくうになりません。
快適装備として泥よけがありますが、ドッペルのそれより、車体にしっかり固定されているので、張り出し部分もなくシンプルで良いです。
ドッペルには、ベル・ワイヤーロック・ライトが付属、ダホンには、ベルのみが標準でついてきます。
ライトやワイヤーロックについては、既存のものを使い回すので、特に不満はありません。
乗車してみると、車体の軽さから取り回しが軽快です。
サドルの可動域も広く、自分の体格（180CM弱80kg強）にもすんなり合わすことができます。
走行面では、きつい坂で、ハードにペダリングすると、ややハンドル周りがきしみます。
もっとも、スピードを求める自転車でもないので、かえってのんびりと走るのを楽しめるようになりました。
ブレーキは、購入時のままですぐに使える状態まで調整してありました。
やや波打つ感じはありますが、十分な制動が可能です。
変速機は、定番のsimanoで操作性がよく、坂の多い自宅周辺ではよく使用しますが、正確にシフトが出来満足しています。
最後に、上位モデルのDNAであろうと感じさせるいくつかの部分は、ケーブル類の取り回し、片側だけ折りたためるペダル、各種クランプの操作感のよさ、スタンドの造り込みなどです。
エントリーモデルにあってこの出来の良さ、いつかは上位モデルにも触れてみたい気持ちになりました。