プログラムはなぜ動くのか ― 知っておきたいプログラミングの基礎知識 の感想
参照データ
タイトル | プログラムはなぜ動くのか ― 知っておきたいプログラミングの基礎知識 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 矢沢 久雄 |
販売元 | 日経BP出版センター |
JANコード | 9784822281014 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » 入門書 » プログラミング入門書 |
購入者の感想
タイトルから判断すると、いかにもプログラミング入門者向けにプログラムの動作原理を解説した書籍のようですが、
本書でプログラミングの原理を理解しようとしても、途中で挫折する確率が非常に高いと思われます。
なぜならば、本書は、第1章からいきなりCPUの構成要素であるレジスタの話が中心となり、
アセンブリ言語のコードがレジスタでどう処理されるのかといった高度な内容が続きます。
私の場合、すでにここで挫折しそうになりましたが、何とかがんばって読み続けました。
そして第一章の最後の一節にさしかかったとき、目を疑いました。
(以下、第一章最終節からの引用)
さて、本文の中でフラグ・レジスタの説明をしたときに、「ビット」という言葉が出てきました。
ビットは、2進数の1桁分に相当し、コンピュータが演算を行う仕組みを知る上で、とても重要なものです。
(引用ここまで)
著者は、著者自身が「ビット」という言葉の説明をしなければならないと感じている読者に対して、
コンピューターを理解する上で最も基本的な「ビット」の概念を説明する以前に、
アセンブラとかレジスタの話をしているのです。
この時点でこの本は入門者の目線に立った本でない事は明白です。
この本は確かに、それなりの知識のある人が読めば勉強になる部分は多いかと思います。
この本のレビューの評価が総じて高いのは、実際にそういう人達がレビュアーの多数を占め
よい点数をつけているからだと思われます。
しかしこの本のタイトルから想起される、入門書という範疇の文脈で考えた場合、
星1つや星2つしかつけてない人の方が客観的なレビューを行っていると思います。
私は、前述のような不信感はありますが、
自分のスキルが向上した時にあらためて読み直すと勉強になる部分も多いということで星2つとさせていただきます。
本書でプログラミングの原理を理解しようとしても、途中で挫折する確率が非常に高いと思われます。
なぜならば、本書は、第1章からいきなりCPUの構成要素であるレジスタの話が中心となり、
アセンブリ言語のコードがレジスタでどう処理されるのかといった高度な内容が続きます。
私の場合、すでにここで挫折しそうになりましたが、何とかがんばって読み続けました。
そして第一章の最後の一節にさしかかったとき、目を疑いました。
(以下、第一章最終節からの引用)
さて、本文の中でフラグ・レジスタの説明をしたときに、「ビット」という言葉が出てきました。
ビットは、2進数の1桁分に相当し、コンピュータが演算を行う仕組みを知る上で、とても重要なものです。
(引用ここまで)
著者は、著者自身が「ビット」という言葉の説明をしなければならないと感じている読者に対して、
コンピューターを理解する上で最も基本的な「ビット」の概念を説明する以前に、
アセンブラとかレジスタの話をしているのです。
この時点でこの本は入門者の目線に立った本でない事は明白です。
この本は確かに、それなりの知識のある人が読めば勉強になる部分は多いかと思います。
この本のレビューの評価が総じて高いのは、実際にそういう人達がレビュアーの多数を占め
よい点数をつけているからだと思われます。
しかしこの本のタイトルから想起される、入門書という範疇の文脈で考えた場合、
星1つや星2つしかつけてない人の方が客観的なレビューを行っていると思います。
私は、前述のような不信感はありますが、
自分のスキルが向上した時にあらためて読み直すと勉強になる部分も多いということで星2つとさせていただきます。