ボリショイ・バレエ「ラ・バヤデール」ザハーロワ&ラントラートフ&アレクサンドロワ [DVD] の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

ザハロワらしくダイナミックなニキヤは素晴らしかった。
全幕のザハロワの映像はキトリ、ジゼル、オーロラなどといろいろ観ましたが、このニキヤが１番しっくりきました。
天性のプロポーションに繊細な表現、ひとつひとつのポーズが息を呑むほど美しかった。

ガムザッティのアレクサンドロワの、女性らしい嫉妬や怒り、姫としての威厳や誇りも良かった。
ソロル・ラントラートフは結構あっさりとニキヤを捨ててガムザッティを選んだように見えました。
その分、ニキヤが死んだ後の後悔が引き立ちます。

ボリショイの醍醐味、広い舞台も迫力あります。

しかし、画質の悪さ…これは無視できません。
とても最新のDVDとは思えません。自分の目が悪くなったのかと思うほど。
もちろんBlu-rayではないので、そこまでたかのぞみはしていないつもりです。
それにしても動画サイトと同じぐらいです。
これだけは残念のひとことです。