【Amazon.co.jp限定】Computer Controlled Acoustic Instruments pt2 EP [帯解説 / 大判ロゴ・ステッカー封入 / 国内盤] 特典マグネット付 (BRE50)_062 の感想
参照データ
タイトル | 【Amazon.co.jp限定】Computer Controlled Acoustic Instruments pt2 EP [帯解説 / 大判ロゴ・ステッカー封入 / 国内盤] 特典マグネット付 (BRE50)_062 |
発売日 | 2015-01-23 |
アーティスト | Aphex Twin |
販売元 | Beat Records / Warp Records |
JANコード | 4523132789507 |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ダンス・エレクトロニカ |
購入者の感想
"Syro"での電撃的復活からわずか4ヶ月でリリースされたAPHEX TWINのEP。(pt.2となっていますが、pt.1はどこいったんでしょうか。)
"Syro"は驚くほど素直で純粋な傑作でしたが、今回は子供っぽい遊び心が見え隠れしている実にえぐいAPHEX作品。
タイトルから想像はできたけど、本当に電子音ゼロ。曲によってはそこに若干のエフェクトをかけているものの、使用している楽器はおそらく鍵盤とドラムスと打楽器、ハープのみ。
「DTMは簡単すぎるから飽きた」という彼の言葉を信じるなら、打ち込みではなく実際に生楽器のみを使って録音されたのでしょう(例によって嘘かもしれないので断言はできませんけど)。
じゃあどこが"Computer Controlled"なのかと言えば、おそらく昨年のインタビューで自慢げに語っていた、プログラミングの通りに自分でドラムや打楽器や鍵盤を叩いてくれる特注のロボット「HAT」のことを指しているのだと思います。
製作者のホームページに写真が載っていますが、脚立みたいな形をしていて、手作り感満載な、とても可愛らしいロボです。
全ての曲にこのロボを使っているのかは不明ですが、少なくとも曲名の中に「HAT」という文字が入っているものに関してはまず間違い無く使用されているのでしょう。
曲はプリペアドピアノ等の存在感が強いためか"drukqs"の影もちらりとよぎりますが、DTMを使用していないためあれよりもはるかにシンプル。せわしないブロークンビーツもない。
演奏はロボットがやってるだけあって無機質で、一部の短いピアノトラックを除けばメロディもほぼ無し。
が、暗く不穏な音色が醸し出す恍惚的なサウンド(#1"Diskhat ALL Prepared1mixed 13"とか)と、おもちゃのような無邪気なサウンド(9秒の#7"Disk Aud1_12"とか)、という二つの側面が共存しているあたりはやはりどう聞いてもAPHEX以外の何物でもなく、特にヘッドフォンで聴くと形容しがたいヘンテコな中毒性がある。こんな曲は聴いたことがない。
"Syro"は驚くほど素直で純粋な傑作でしたが、今回は子供っぽい遊び心が見え隠れしている実にえぐいAPHEX作品。
タイトルから想像はできたけど、本当に電子音ゼロ。曲によってはそこに若干のエフェクトをかけているものの、使用している楽器はおそらく鍵盤とドラムスと打楽器、ハープのみ。
「DTMは簡単すぎるから飽きた」という彼の言葉を信じるなら、打ち込みではなく実際に生楽器のみを使って録音されたのでしょう(例によって嘘かもしれないので断言はできませんけど)。
じゃあどこが"Computer Controlled"なのかと言えば、おそらく昨年のインタビューで自慢げに語っていた、プログラミングの通りに自分でドラムや打楽器や鍵盤を叩いてくれる特注のロボット「HAT」のことを指しているのだと思います。
製作者のホームページに写真が載っていますが、脚立みたいな形をしていて、手作り感満載な、とても可愛らしいロボです。
全ての曲にこのロボを使っているのかは不明ですが、少なくとも曲名の中に「HAT」という文字が入っているものに関してはまず間違い無く使用されているのでしょう。
曲はプリペアドピアノ等の存在感が強いためか"drukqs"の影もちらりとよぎりますが、DTMを使用していないためあれよりもはるかにシンプル。せわしないブロークンビーツもない。
演奏はロボットがやってるだけあって無機質で、一部の短いピアノトラックを除けばメロディもほぼ無し。
が、暗く不穏な音色が醸し出す恍惚的なサウンド(#1"Diskhat ALL Prepared1mixed 13"とか)と、おもちゃのような無邪気なサウンド(9秒の#7"Disk Aud1_12"とか)、という二つの側面が共存しているあたりはやはりどう聞いてもAPHEX以外の何物でもなく、特にヘッドフォンで聴くと形容しがたいヘンテコな中毒性がある。こんな曲は聴いたことがない。