いじめっこいじめられっこ〈1〉 (小さな学問の書) の感想

色々な詩が子どもの気持ちをよく表しており、表現できる素晴らしさを表に出して頑張っていけると感じた。過去から未来に繋がる人生を多くの人が実感し、いじめのない社会を作るために、自分のこととして、みんなが他人の気持ちを感じ取ってくれたらすばらしいと思われる書である。

本屋のレジ横でかなり売れているようだったので、何気なく手に取りました。「いじめ」がテーマで「谷川俊太郎さんの詩」が「安い」という三拍子で、衝動買い。
子どもの詩も40ぐらい載っていて読みごたえがあります。小4〜6がほとんどですが中学生の詩も。全てにルビがあります。
ウチの小3の娘も娘なりの考えを持って、パラパラと読んでくれました。子どもの友達関係に親が口出すのは難しいのですが、この本を読んで親子で感想を言いあうというきっかけもできました。
文庫本ほどではありませんが、字は小さめです。大きいサイズで、子どもの字で書かれていたら、もっと深く鋭くズシンと伝わってくるだろうなーと感じました。
しかし、この場合は300円ということにも意味があるので、この先もいろいろなテーマでこの小さな三百円詩集がレジ横に置かれることを期待します。