Art 1 誰も知らない「名画の見方」 (小学館101ビジュアル新書) の感想

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参照データ

タイトルArt 1 誰も知らない「名画の見方」 (小学館101ビジュアル新書)
発売日販売日未定
製作者高階 秀爾
販売元小学館
JANコード9784098230112
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購入者の感想

第1章 「もっともらしさ」の秘訣
 画面から離れて見ることで、画家が仕組んだ「仕掛け」が見えてくるかも知れないし、逆に、近づくことで大胆な筆遣いを見つけられるかもしれないのだ。
第2章 時代の流れと向き合う
 ひとつの作品が描かれた時代背景や画家の人生を知ることで、さらにその作品への理解が深まるのだ。
第3章 「代表作」の舞台裏
 「自分にとっての代表作」を見つけるつもりで鑑賞してみてはいかがだろう。
第4章 見えないものを描く
 作品の見かけの美しさを鑑賞するだけでなく、画家がどんな主題に基づいて、その作品を描いたかを「考える」ことで、理解を深めることができるわけだ。
第5章 名演出家としての画家
 それぞれの画家の演出の仕方や工夫に注目する、という見方もあるのだ。
第6章 枠を越えた美の探求者
 先入観にとらわれずに作品を向き合ってみてはいかがだろう。理解していたつもりでいた作品のなかにすら、新たな発見があるに違いない。
第7章 受け継がれるイメージ
 その画家が誰からなにを受け継いできたのかをたどってみるのも、絵画の楽しみ方のひとつといえる。
第8章 新しい時代を描き出す
 名画に描かれた時代の変化を知ったとき、現代のわたしたちにとっては、すでにあたり前となっていることが、どこに由来したのか、その奥深い原点を知ることができるのである。

 多くの作品に接し、互いに比較し、歴史や背景を探っていくうちに、今まで気づかなかった新しい視点が浮かび上がってくる。それは思いがけない細部の特質であったり、歴史とのつながりや、あるいは画家の仕掛けた密かな企みなど、そのことに気づかせてくれる本だと思います。有名な絵がたくさん載せてあります。初心者の私にとってはこういった本があると助かります。絵を見ながら画家の人となり、時代背景、歴史を学ぶことが出来ますから。絵画がもう少し大きければ良かったのですが、新書だから仕方ないですね。名画の見方関連の本の中には、絵が少なかったり、難しかったりする本も多々ありますが、この本は絵も多く、読みやすかったです。時々引っ張り出して名画鑑賞したいと思います。

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