賭けの考え方 カジノブックシリーズ の感想

雑誌「週間ダイヤモンド」に山崎元さんこの本に対する書評が出ていてビックリしました！
山崎さんといえば、年金運用などのオーソドックスな運用が中心で、短期トレーディングの本を沢山出しているパンローリングの、それも賭け事絡みでポーカーの本を読んでらっしゃるとは夢にも思いませんでした。
週間ダイヤモンドの記事によれは、山崎さんはパン社のポーカー本を6冊もお持ちだとのこと。
意外に思って、山崎さんをGoogleで検索していると、競馬の記事もチラホラ書いているご様子。

山崎さん、根っからお好きだったのですね（笑）
年金運用のお堅い方かと思いきや、一気に親近感が沸きました。

さて、この本では勝ち組のプレイヤーが身につけている7つの賭けの考え方が紹介されている。

1.さまざまな現実を理解し受け入れる
2.長期的視野でプレイする
3.金を儲けることよりも正しい決断を下すことを優先させる
4.金への執着を捨てる
5.自尊心を持ち込まない
6.あらゆる感情を決断から排除する
7.分析と改善のサイクルを継続的に繰り返す

パン社のポーカー本を読んでから、ポーカーと短期のトレードにはつくづく近いものがあると感じていたが、
この７つの考え方に関しては、そのまま自分のシステムトレードに取り込めそうだ。
あと思ったのは、欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモアで書かれるリバモアの感覚にも近いのではないかと思った。
７つの思考法は、偉大なトレーダーにも共通の要素だと思った。