ピアニスト辻井伸行 奇跡の音色 ~恩師・川上昌裕との12年間の物語~ の感想

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参照データ

タイトルピアニスト辻井伸行 奇跡の音色 ~恩師・川上昌裕との12年間の物語~
発売日販売日未定
製作者神原一光
販売元アスコム
JANコード9784776206477
カテゴリエンターテイメント » 音楽 » クラシック » 演奏家・指揮者・楽器

購入者の感想

稀有なピアニスト、辻井伸行さんを幼い頃から12年という歳月をかけて指導された川上昌裕先生に先ず何よりも関心を持ち拝読致しました。
幼いながらも、とてつもない可能性を持った伸行さんとの出会いは、やがて奇跡の音色を持つピアニストとして、その驚嘆のピアノパフォーマンスが今や世界中の人々の心を捉えて離さない存在になる道のりにつながって行きました。この師弟は同じピアニストとして深い絆で結ばれているように思いました。正に「こころの遺伝子」が恩師から注がれて伸行さんの潜在能力と努力によって素晴らしい音楽の贈り物を享受出来る事となり私達は本当に幸せです。最近、本書の元になった当時のTV番組を偶然、動画で見る事が出来ました。川上先生の謙虚なお人柄を感じました。そして先生の長年の指導を物語るテープの数に改めて伸行さんが先生の苦労を思い知らされたそうです。今や「日本の宝」と迄言われる辻井伸行さんとの師弟の絆を物語る内容です。

伸行さんのCDを聴いていると
とても優しい気持ちになります。
娘も伸行さんの曲を聴くのが大好きです。

伸行さんの演奏は、どうしてあんなに
美しくて澄んでいるのだろうと思っていましたが、
その答えは、恩師の川上先生との12年間が
あったからなのですね。

この本には、伸行さんがもっている音楽の才能を
川上先生がどうやって引き出して、伸ばしていったのか
とても詳しく書いてあり、あっという間に読み終えました。

2人の出会い、レッスンの様子、海外での公演、
ショパンコンクール、ヴァン・クライバーン出場など、
初めて知るエピソードばかり。
川上先生の伸行さんに対する情熱と愛情に感動しました。

巻頭には、伸行さんから川上先生へのお手紙、
巻末には、川上先生から伸行さんへのお手紙が載っています。
お互いへ尊敬と感謝の気持ちが書いてあり、
思わず涙がこぼれてしまいました…。

素敵な本をありがとうございました。

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アスコムから発売された神原一光のピアニスト辻井伸行 奇跡の音色 ~恩師・川上昌裕との12年間の物語~(JAN:9784776206477)の感想と評価
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