気力をうばう「体の痛み」がスーッと消える本 の感想
参照データ
タイトル | 気力をうばう「体の痛み」がスーッと消える本 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 富永喜代 |
販売元 | アスコム |
JANコード | 9784776208150 |
カテゴリ | 暮らし・健康・子育て » 家庭医学・健康 » 家庭療法・医学 » こり・痛み |
購入者の感想
著者は臨床歴15年のペインクリニックの専門家。
痛みの原因と対処について、43の「極意」という形で解説をしているが、要点をまとめるとこんな感じだ。
1.老化による慢性痛は完全に治ることはない。
生活の質を落とさないように、痛みをコントロールしながら上手につきあっていくよう、考えを変えるのが大事。
2.痛いと感じるのは脳だから、ストレスを発散するなどして脳をうまく「だます」ことで痛みが軽減する。
3.慢性痛に聞く市販薬はないので、自己解決しようとせず、専門医を受診すること。
おもに高齢者むけのペインクリニックの治療方法を述べたもので、代替療法的に自分でなにかしてみるという類のものではない。結論としては、しつこい慢性痛は自己解決しようとせず専門のペインクリニックを受診しなさい、ということだ。
腰痛や関節痛、肩こりがひどいと、ごくふつうに市販の湿布薬を買って貼ったりするが、急性はともかく慢性痛は原因が炎症ではないので、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDS エヌセイズ)は効果はなく、腎臓や肝臓、胃を痛めるだけだそうだ。また、偏頭痛にも市販薬は効かないので、頭痛外来にいって偏頭痛用の薬(トリプタン)を処方してもらう必要があるとのこと。日常生活で普段から感じる「痛み」への対処方法が間違っていたことがわかって、大変勉強になった。
もうひとつ、女性のおしゃべりは、ストレス解消で痛みを緩和させる効果があるそうだ。(p197)
妻のおしゃべりをうわの空で聞き流すことも多いので、本書を読んだのをきっかけに、ちゃんと聴こうと反省した。
痛みの原因と対処について、43の「極意」という形で解説をしているが、要点をまとめるとこんな感じだ。
1.老化による慢性痛は完全に治ることはない。
生活の質を落とさないように、痛みをコントロールしながら上手につきあっていくよう、考えを変えるのが大事。
2.痛いと感じるのは脳だから、ストレスを発散するなどして脳をうまく「だます」ことで痛みが軽減する。
3.慢性痛に聞く市販薬はないので、自己解決しようとせず、専門医を受診すること。
おもに高齢者むけのペインクリニックの治療方法を述べたもので、代替療法的に自分でなにかしてみるという類のものではない。結論としては、しつこい慢性痛は自己解決しようとせず専門のペインクリニックを受診しなさい、ということだ。
腰痛や関節痛、肩こりがひどいと、ごくふつうに市販の湿布薬を買って貼ったりするが、急性はともかく慢性痛は原因が炎症ではないので、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDS エヌセイズ)は効果はなく、腎臓や肝臓、胃を痛めるだけだそうだ。また、偏頭痛にも市販薬は効かないので、頭痛外来にいって偏頭痛用の薬(トリプタン)を処方してもらう必要があるとのこと。日常生活で普段から感じる「痛み」への対処方法が間違っていたことがわかって、大変勉強になった。
もうひとつ、女性のおしゃべりは、ストレス解消で痛みを緩和させる効果があるそうだ。(p197)
妻のおしゃべりをうわの空で聞き流すことも多いので、本書を読んだのをきっかけに、ちゃんと聴こうと反省した。