少女終末旅行 1 (BUNCH COMICS) の感想
参照データ
タイトル | 少女終末旅行 1 (BUNCH COMICS) |
発売日 | 2014-11-08 |
製作者 | つくみず |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784107717818 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
殆ど何も起こらない。廃墟を徘徊するだけのゆる~い漫画。
でもなんだか引き込まれてしまう不思議な魅力があって、読んでいると作品の世界の中で旅しているような感覚になります。
逆柱いみり先生やpanpanya先生の系譜に連なる作家性を感じました。
でもなんだか引き込まれてしまう不思議な魅力があって、読んでいると作品の世界の中で旅しているような感覚になります。
逆柱いみり先生やpanpanya先生の系譜に連なる作家性を感じました。
週末じゃないです。
web漫画で連載しているものですが、2巻が出たら買います。
いろんな見たことある感がそこかしこに見えます。色んな作品から影響を受けてますね。
弐瓶勉さんの巨大構造物の雰囲気(底が見えなぐらい高い場所etc)であるとか
メタルマックスのようにビルを倒して渡ったり
ケッテンクラートが出てくるし服装も軍用のコートのようだが、ミリタリー感はずいぶん少ない。
作中では崩壊した世界なので、ケッテンクラート以外の機械はほとんど壊れている。
全体的に終末感があるが、描かれているのは主人公二人の日常です。
なんせ一巻の登場人物は主人公をいれても三人しかいないので、武器が出てきても敵がいるわけじゃない。
終末感があるのに、読んでも非常に刺激が少ない作品なので、アクションやアツい展開等を期待しても出てきません。
ツボにハマる人はハマるでしょうが、ツマランと感じる人も少なからず居るでしょう。
☆は信用せず、とりあえずweb@バンチで本作の連載を読んでみて自分に合うかチェックしてみましょう。
web漫画で連載しているものですが、2巻が出たら買います。
いろんな見たことある感がそこかしこに見えます。色んな作品から影響を受けてますね。
弐瓶勉さんの巨大構造物の雰囲気(底が見えなぐらい高い場所etc)であるとか
メタルマックスのようにビルを倒して渡ったり
ケッテンクラートが出てくるし服装も軍用のコートのようだが、ミリタリー感はずいぶん少ない。
作中では崩壊した世界なので、ケッテンクラート以外の機械はほとんど壊れている。
全体的に終末感があるが、描かれているのは主人公二人の日常です。
なんせ一巻の登場人物は主人公をいれても三人しかいないので、武器が出てきても敵がいるわけじゃない。
終末感があるのに、読んでも非常に刺激が少ない作品なので、アクションやアツい展開等を期待しても出てきません。
ツボにハマる人はハマるでしょうが、ツマランと感じる人も少なからず居るでしょう。
☆は信用せず、とりあえずweb@バンチで本作の連載を読んでみて自分に合うかチェックしてみましょう。
一言で言えば、
色々終わっちゃった世界を少女二人がケッテンクラートでウロウロする話。
一人は若干神経質で、もう一人は楽観主義者。
ベタではあるが、これが二人とも神経質か楽観主義者だったら速攻で死にそうだ。
実際世界が終わっちゃったのかどうかはまだよく分からない。
生き残りはこの二人だけかと思ったら他のキャラも出てくるしね。
雰囲気でいえば、商業誌というよりはコミティアの同人っぽい。
実際、商業誌よりも同人の方が何倍も面白いという作家は意外と多いので、
こういう雰囲気の漫画がもっと出てほしい。もう売れ線だの御定まりじゃなくて、
その人自身しか描けないものを(むしろ編集こそが率先して)ブラッシュアップしていく時代だと思う。
これを読んで、昔、ケッテンクラートが好きだったことを思い出した。
ずっと忘れていたけど、多分プライベート・ライアンの影響だ。
公開当時に観ていたが、あまりそのシーンは覚えていない。
昔の記憶をひょんなことから思い出すというのは面白いもので、
そのお礼も兼ねて連載を追っていたし、単行本も買ってみた。
特に何かすごいストーリーがあるわけでもないけど、
忘れ去られた何かというのはどこか魅力があって(帯の文言のようにディストピアとは感じない。
人がいないのにディストピアも何もないだろう)、
つい何度も読んでしまう。なんだろうな、小旅行に出掛けたときみたいな気分だ。
また、雪が降るというのもいい。漫画における雪のシーンで個人的に好きなのは、
「東京トイボックス(無印)」なんだけど、これもなかなか雪の日の静音性を感じられる。
というか人がいないんだから当たり前といえば当たり前なんだけど、
雪の日は人がいなくて静かだから、人のいない世界をさらに二人だけのものにしているというか。
この世界を放り出して、こういう世界で生きたいと、なんとなく思うことがある。
でも実際に放り込まれるのは御免こうむる。
結局、漫画で読むのがちょうどいい。
色々終わっちゃった世界を少女二人がケッテンクラートでウロウロする話。
一人は若干神経質で、もう一人は楽観主義者。
ベタではあるが、これが二人とも神経質か楽観主義者だったら速攻で死にそうだ。
実際世界が終わっちゃったのかどうかはまだよく分からない。
生き残りはこの二人だけかと思ったら他のキャラも出てくるしね。
雰囲気でいえば、商業誌というよりはコミティアの同人っぽい。
実際、商業誌よりも同人の方が何倍も面白いという作家は意外と多いので、
こういう雰囲気の漫画がもっと出てほしい。もう売れ線だの御定まりじゃなくて、
その人自身しか描けないものを(むしろ編集こそが率先して)ブラッシュアップしていく時代だと思う。
これを読んで、昔、ケッテンクラートが好きだったことを思い出した。
ずっと忘れていたけど、多分プライベート・ライアンの影響だ。
公開当時に観ていたが、あまりそのシーンは覚えていない。
昔の記憶をひょんなことから思い出すというのは面白いもので、
そのお礼も兼ねて連載を追っていたし、単行本も買ってみた。
特に何かすごいストーリーがあるわけでもないけど、
忘れ去られた何かというのはどこか魅力があって(帯の文言のようにディストピアとは感じない。
人がいないのにディストピアも何もないだろう)、
つい何度も読んでしまう。なんだろうな、小旅行に出掛けたときみたいな気分だ。
また、雪が降るというのもいい。漫画における雪のシーンで個人的に好きなのは、
「東京トイボックス(無印)」なんだけど、これもなかなか雪の日の静音性を感じられる。
というか人がいないんだから当たり前といえば当たり前なんだけど、
雪の日は人がいなくて静かだから、人のいない世界をさらに二人だけのものにしているというか。
この世界を放り出して、こういう世界で生きたいと、なんとなく思うことがある。
でも実際に放り込まれるのは御免こうむる。
結局、漫画で読むのがちょうどいい。