きらきらひかる (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | きらきらひかる (新潮文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 江國 香織 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101339115 |
カテゴリ | 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » あ行の著者 |
購入者の感想
風変わりな恋愛形態だけど、ごくごく普通の男女の恋愛小説を読むよりもすんなりと、「恋愛」というものを理解したような気がした。
ホモセクシャルだけど、妻への愛情だってちゃんとある。でも、女性に対しては不器用だから、その愛情の表し方がとてもとても下手で、かえって笑子を傷つけてしまう。ああ、もう、「そうじゃない、そうじゃないんだよおおおおお」と叫びながら、睦月の首を絞めてしまいたくなる(苦笑)。
アル中、情緒不安定でも、ホモセクシャルの夫を一生懸命受け入れていこうとする笑子。やっぱり愛情表現がうまくいかなくて、結局睦月を困らせてしまう。でも、痛いくらいに彼女の気持ちがしんしんとわかってくる。
そんな二人を受け入れ、見守り、愛する紺。ひょうひょうとやんちゃながらも、どんなに愛し合っていても結ばれきれない睦月との関係に密かに傷つき、悩む。それでも、笑子への優しさを注ぐ彼の姿もまた痛々しい。
3人ともとても純粋に愛し合ってる。何度読んでも飽きがこない。
ホモセクシャルだけど、妻への愛情だってちゃんとある。でも、女性に対しては不器用だから、その愛情の表し方がとてもとても下手で、かえって笑子を傷つけてしまう。ああ、もう、「そうじゃない、そうじゃないんだよおおおおお」と叫びながら、睦月の首を絞めてしまいたくなる(苦笑)。
アル中、情緒不安定でも、ホモセクシャルの夫を一生懸命受け入れていこうとする笑子。やっぱり愛情表現がうまくいかなくて、結局睦月を困らせてしまう。でも、痛いくらいに彼女の気持ちがしんしんとわかってくる。
そんな二人を受け入れ、見守り、愛する紺。ひょうひょうとやんちゃながらも、どんなに愛し合っていても結ばれきれない睦月との関係に密かに傷つき、悩む。それでも、笑子への優しさを注ぐ彼の姿もまた痛々しい。
3人ともとても純粋に愛し合ってる。何度読んでも飽きがこない。