マクロ経済学 (New Liberal Arts Selection) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトルマクロ経済学 (New Liberal Arts Selection)
発売日販売日未定
製作者齊藤 誠
販売元有斐閣
JANコード9784641053724
カテゴリビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済学 » マクロ経済学

購入者の感想

経済学者から高い評価を得ている。
経済セミナー(2010年12月号)にて、17名の経済学者にお薦めマクロを問うたところ、
5名が本書を推薦していた。
他にはマンキューが3名、脇田成「マクロ経済学のナビゲーター」が2名。
他の7名は1冊ずつと分散。

ちなみに、ミクロは八田達夫「ミクロ経済学1、2」を5名が推薦。

本書「マクロ経済学」は4名の経済学者の共著であり、
全員京都大学経済学部出身の、執筆当時全員40歳台。
新進気鋭の若手教授陣、というところかしら。
現在は、一橋大、東大、慶応大、京都大でばらばらに教鞭をとっており、
執筆にもなかなか苦労した旨が、本書内でも触れられている。

実に骨太の教科書であり、722ページのうち、398ページからは活字が小さくなって、
ページ数の増やさないよう、工夫したんだな、と。

経済学者からの高い評価といい、実際読んだところの骨太感といい、
今後、長らくスタンダードな教科書として読まれていくことと思われる。

非常に丁寧に解説されてあります
その分非常に分厚くなっているという難点がありますが
これ一冊で学部レベルのマクロをカバーできると思えば
4000円はさほど高くないと思います

特徴的なのは
SNA関連の統計の説明に90ページ近くあて
非常に力を入れて解説していることと、
全700ページ中300ページを
ミクロ的基礎付け以降の経済学に当てて
丁寧に解説していることだと思います

二神マクロのほうがすっきりまとまっているとは思いますが
こちらは経済学のコラムや学者のコラムが充実しており
今までの日本人テキストの中で1番マクロに親近感を持てるテキストでした

あえて難点を示すならば、
説明が冗長なところがある気がしたことと
二神マクロのように枠で要点を
まとめてくれたらもっと使いやすかったかな
と感じました
(また、視力の悪い方にとって4部の
字の大きさは長時間は辛いとおもいます)

しかしながら
初級レベルから上級の入り口まで
一冊で連れて行ってくれる本は今までなかったと思うので
上級レベルに興味のある方には
その前段階としてぜひオススメしたいと思います0

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

マクロ経済学 (New Liberal Arts Selection)

アマゾンで購入する
有斐閣から発売された齊藤 誠のマクロ経済学 (New Liberal Arts Selection)(JAN:9784641053724)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.