復興〈災害〉――阪神・淡路大震災と東日本大震災 (岩波新書) の感想
参照データ
タイトル | 復興〈災害〉――阪神・淡路大震災と東日本大震災 (岩波新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 塩崎 賢明 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784004315186 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
復興の為の様々な行政の政策が、逆に災害につながっていくこともある。
今度の震災でもそうだった。
仮設住宅で亡くなっていく人も少なくない。
居住地移住によるストレス……
本書は主に阪神淡路大震災の現場から、
これらを考えていく。
災害から復興は、とにかく迅速に行なうことだろう。
しかしその間に人も家も町も疲弊していく。
著者はこういう事態を憂う。そして「それも災害だ」という。
復興は行政のためにあるのではない。
被災者のためにある。
この当たり前のことを認識させる本である。
今度の震災でもそうだった。
仮設住宅で亡くなっていく人も少なくない。
居住地移住によるストレス……
本書は主に阪神淡路大震災の現場から、
これらを考えていく。
災害から復興は、とにかく迅速に行なうことだろう。
しかしその間に人も家も町も疲弊していく。
著者はこういう事態を憂う。そして「それも災害だ」という。
復興は行政のためにあるのではない。
被災者のためにある。
この当たり前のことを認識させる本である。