国会議員秘書の禁断の仕事術 の感想

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社会に出れば、工場作業でも、営業でも、経理でも、
どんな分野でも、ヒトと接し、組織の上司や部下と接し、
結局は、ニンゲン関係で会社を辞めたり、辞めさせたり。。。。

この本は、いわば、この一番難しい問題「ヒトとヒトとの接し方」
が多くの事例とともに解説されている具体的「ヒトとの関係を良好に保つには」ノウハウ本である。

私が、特に気に入った小節は「相手（上司、部下）への逃げ道の残し方」である。

上司に詰め寄る時、そして部下を指導する時、
私は、特殊ケースなのですが、クルマの省エネ安全運転講師をしているので、
まさに「車間距離は、自分とともに他車の逃げ道を残す安全策」とともに
自分の器の大きさに比例するという、面白いヒントをもらいました。

恐らく、多くの社会人のみならず、学生でもヒトとの関係性を良くする
ノウハウがいっぱい詰まっていると思います。
面接でもしかり、恋愛にも役立ちそうなケーススタディがいっぱいある！

今の自分の境遇のまま、素直に読めば、必ずヒント・答えがあるかも！

「禁断の　ヒトとヒトとの距離感や　もてなしココロの手ほどきが　実になる　果報が楽しみだ」

この本から、是非とも読み取ってみてほしいです！
お薦め！

国会議員秘書の禁断の仕事術
情報とお金が入ってくる人心掌握のテクニック８５

「国会議員」「秘書」「禁断」
「情報」「お金」「人心掌握」

これらのキーワードが並んでいるタイトル。

さぞかし国会議員が秘書を使って
「越後屋、お主も悪よのぅ」みたいに
一般ピープルの心を握って
禁断の、やっちゃいけないお仕事を
どのようにやっているのか

…なんて内容を想像する方もいるかもしれませんが
全く違います！
ダークな、ダーティーな内容の本ではございません。
(そもそも国会議員はダーティーな人ではないはずですから！)

国会議員秘書の経験のある筆者が
国会議員秘書の仕事とはどういうものか、
それを行うにあたって、必要なもの、大事なものは何か、
そしてそのテクニックとは…を
余すところなく披露している本です。

国会議員の世界なんて関係ない、
と思う方もいるかもしれませんが、
私たち一般ピープルが仕事をする上でも
気をつけるべきことやヒントになること満載です。

本の内容紹介にもある通り、
議員秘書はついている先生が落選してしまえば
失業する憂き目に遭う、とっても不安定な職業。
だからこそ、自分の身の安泰を図るためにも
ありとあらゆる気配りをし、あらゆる人の心をつかみ
支援者を得ていかなければならないのです。

あらゆる人の心をつかむ…ということは、
顧客との関係、
これから開拓していこうとする相手との関係、
会社内での関係(上司・同僚・部下との関係を含む)、
ひとりの人間として生活する上での人間関係、
いろんな場面での応用ができると思います。
リーダーシップに関することにも触れられています。

文章も簡潔で、見開きで１テーマ完結なので
読みやすいです。
後から目次を見て部分的に復習もしやすいです。