世界最高のプレゼン術 World Class Speaking (ノンフィクション単行本) の感想

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参照データ

タイトル世界最高のプレゼン術 World Class Speaking (ノンフィクション単行本)
発売日販売日未定
製作者ウィリアム・リード
販売元KADOKAWA/角川書店
JANコード9784041107324
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » ビジネス実用 » ビジネス企画

購入者の感想

本書は、誰でも実行可能なグローバルスタンダードのプレゼン技術を解説する。

例えば、以下のような内容。
■プレゼンのボリューム: 詰め込み過ぎず簡潔にまとめる。20分のプレゼン時間ならば、15分程度の内容を用意するのが適当。
5分は聞き手とのコミュニケーションに使う。基本的には10分間で1つのポイントを伝え、ポイントは全部で3つ程度にまとめる。

■コンテンツの枠組み: ①あなたが求める結果(目的)、②アンカー・ポイント(説得材料)、③聴衆が得られること(相手のメリット)、④オープニングとクロージング

■コンテンツの要素: ①フレーズ(最も伝えたい言葉)、②アンカー(聞き流されないための言葉や行動)、③リフレクション(聞き手に考えさせる質問)、④テクニック(聞き手の問題解決やメリットに繋がるもの)、⑤セール(聞き手に与える具体的なサービスや行動)

■トランジション: 伝えたいポイント同士を繋ぐ方法。①内容のリマインダ、②次のポイントを示す、③なぜ大切かをまとめる

■ストーリーの元ネタの視点(5F): ①First(初体験)、②Fault(欠点・短所)、③Fear(恐怖)、④Failure(失敗)、⑤Frustration(不満)

■ストーリー組み立ての視点(5C): ①Characters(登場人物)、②Conflict(困難・トラブル)、③Cure(②に対する解決・クリア)、④Change(③による結果・変化)、⑤Carry-out Message(オチ・話を通じて何を学んだか)

■プレゼンの前の準備: ①事前にリハーサルを必ずする、②パソコンなどの環境をチェックする、③自己紹介文を自分で作る

■伝え方の四本柱: ①姿勢、②ボディランゲージ、③アイコンタクト、④声

プレゼンの質を上げたいと思い読了。ワールド・クラス・スピーキングというメソッドを解説しているが、良い意味で奇をてらったものではないので、会社のプレゼンに活かす上で色々参考になる情報が得られた。

著者のウィリアム・リード氏は日本に住んで33年になるそうです。
日本を愛し、日本人を理解しているのだと思います。
またアメリカ人が著者の本で「訳者」がいないことからも、著者の日本語に対する能力を感じさせられます。

そういったアメリカ人が書いた本書ですので、日本人が書いたハウ・トゥー本と違いがありました。
1.多くの日本人に共通する点に駄目出し があり、
2.どう駄目なのか説明され、
3.日本でのやり方、日本語での言い回し、について
書かれています。

タイトルで、なんとなくアメリカ人の真似をしろ、と書いてあるのかと想像しましたが、思い切り日本人をワールドクラスに
導くための本でした。

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KADOKAWA/角川書店から発売されたウィリアム・リードの世界最高のプレゼン術 World Class Speaking (ノンフィクション単行本)(JAN:9784041107324)の感想と評価
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