KINZAIバリュー叢書 ザ・地銀-構造不況に打ち克つ長期ビジョン経営 の感想

地銀の行員です。頭取が役員に対して本書を読むよう指示したと聞いたので購入。なるほど、地銀が直前するであろう状況がよく理解できました。「はじめに」の「地方銀行を応援する本を書きたいと思っていました」という言葉にも惹かれました。

『外資系コンサルタント』と『地方銀行』というカップリングに意外性を感じたが、それが新鮮でとても興味深く読めた。
「地方銀行を応援する本を書きたいと思っていました」という著者だけあって、地銀に対する激励と思いやりに溢れた本。
現在の「こうありたい」が10年後も「地域に愛され必要とされる銀行」をつくる要因となる。
また自身も10年後も誇りを持って働き続けていられるよう、ぜひとも行員の方々に一読して頂きたい。