感性の限界――不合理性・不自由性・不条理性 (講談社現代新書) の感想

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参照データ

タイトル感性の限界――不合理性・不自由性・不条理性 (講談社現代新書)
発売日販売日未定
製作者高橋 昌一郎
販売元講談社
JANコード9784062881531
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 哲学

購入者の感想

高橋昌一郎「感性の限界 不合理性・不住性・不条理性」講談社、2012を読み上げる。「理性の限界」・「知性の限界」に続く「限界シリーズ」の三冊目。今までと同様に、デフォルメされたキャラクターたち(お約束通りカント主義者や急進的フェミニストなども登場)によるディスカッション形式で書かれていて面白い。今回は「愛」・「死」・「自由」といったものを対象とし、カーネマンの行動経済学、ドーキンスの生存機械論、カミュの形而上学的反抗などを援用しつつ人間の感性のあり方に迫る。
今回は比較的よく知った分野であるがそれでもいろいろ面白い知見が得られて楽しかった。特に、2重過程理論がいろいろな分野で何度も発見されていた話や、各種のアンカーリング効果実験結果の話は面白かった。
これで760円は安いと思う。おすすめ。0

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