ハル×キヨ 4 (マーガレットコミックスDIGITAL) の感想

チビ男×デカ女の組み合わせのラブコメで、
少女マンガでは、なかなか見られないストーリー展開や、
“チビ男×デカ女、あるある~”ネタを期待していた。

けれど、残念ながら、４巻では、
少女マンガにありがちなストーリー展開になっている。

ラブラブなふたりの恋を邪魔する障害が現れるも、
見事ふたりで協力して、障害を乗り越える。

そして、ふたりの恋の絆は、
前よりも一層強くなっていく。

・・・普通のラブコメじゃんか。

ネガティブ系ラブコメのコピーは、
どこへ行ったの？！

もう、プンスカだ。

キヨにお似合いの彼女になりたくて、ハルはキヨの兄の言うとおり
期末試験でいい成績を取ること、それまで「キヨ禁止」に
がんばっていました。

でもそれに耐えられないキヨ。キヨはハルに壁ドンします。
ハルも我慢していた気持ちが一気にふきだします。

キヨの兄はあまり学校を休むわけに行かないので試験結果を待たずに帰国。
キヨは迷惑をかけた、と言ってハルに謝り、キスをしようとします。
ドキドキが止まらないハルは、キスを拒んでしまいます。

拒んだことを後悔するハル。でも１６話の最後、ハルの誕生日パーティで
ハルとキヨは２人きりになって･･･。

また４巻では、ある男性がハルにフォーリンラブになります。

本人たち（ハル、キヨ）は、モヤモヤを感じているかもしれませんが
お互いが気になって仕方がないようだし、少しハラハラもしますが
いい感じではないでしょうか。　　　　☆５つで！