『求めない』 加島祥造 の感想

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参照データ

タイトル『求めない』 加島祥造
発売日販売日未定
製作者加島 祥造
販売元小学館
JANコード9784093877220
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » か行の著者

購入者の感想

たまたま、喫茶店にこの本があって、読んでいたら、すごくリラックスできました。

求めない、とは自分にとって余分なものを求めない、ということなんだと思います。
社会の中で、これが必要だとか言われたりするけど、
自分には必要ない物の場合があります。

商業主義の負の側面というか…。仕方ない側面もあるかとは思いますが…。

多分、リラックスした生活をするのは、選択の問題で、
自分に響くものや良いと思ったものを選んで行ったら、リラックスできるような気がします。

頑張らなきゃいけない道と、自分らしく行ける道があって、
自分らしく動ける道を選んだら、リラックスして過ごせる気がしました。

加島祥造さんの本は、いい本ばかりで、TAOもおすすめです。
新鮮な老子訳で、肌に染み込んでくるようです。

豊かに、安らかに生きたいものです。

いろんな考え方があるので、この本も人によって好き嫌いが分かれると思います。ただ個人的な意見を言わせて頂くと、他の人のレビューを見ている限り、この本に否定的な人ほど筆者の本当に言わんとしている「求めない」事の意味を理解していないのでは?と感じました。科学技術の進歩も人間の進化も、個人の人間としての成長や成功も、もちろん人間の飽くなき探究心=「求める」事によって実現したのだと思います。そして、筆者はそれを否定してはいません。求め、頑張ることで結果を得られる。それはそれでいいのです。筆者は、何も求めずに田舎に引き込もって原始的な暮らしに立ち戻ろうと言っているわけではありません。がむしゃらに求め、夢に向かってひた走る事を否定してはいないのです。そういうことではなくて、例えて言うなら、本当はお腹いっぱいなのについ食べ過ぎて、それを毎日繰り返してたら沢山贅肉が付いてしまう。贅肉がつくと動きが鈍くなる。心の中に溜まっていくドロドロした欲=贅肉と考えると、そういうものを削ぎ落とせば人間の考え方や生き方がもっとクリアに快活になるのでは?と、筆者は訴えているのだと、私は理解しました。皆さんはどう思いますか?0

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