オープンキューブ 3Dプリンタ SCOOVO C170 3Dプリンタ本体 ブラック SCV-C170-BK の感想

アマゾンサイトもチェックしていましたが、最終的には別の通販サイトで購入しました。本体も比較的安価だし、また、フィラメントのコストも比較的低いようで、購入を決意しました。実際に使ってみて苦労した点は下記の２つ
●パソコン関係：本体をパソコンのUSBポートに接続してパソコンからコントロールする仕様です。長時間の造形過程中に、パソコンが途中でスリープ、停止することのないように設定し直す必要が有ります。ただ、その状態にしても、１０時間を超える造形の途中でときたまにUSBの通信が途切れてフリーズし、それまでの時間が無駄になってしまうことが有ります。パソコンとの相性もあるのかもしれませんが、１０時間以内の造形時間になるように造形データを工夫して使用しています。
●条件出し関係：説明書には、押し出し時の温度を200℃に設定するように説明されていますが、付属の白のフィラメントで形成してみたところ、ノズル内でフィラメント詰まりが発生し、ノズル１本をダメにしました。数１０分程度の造形時間なら問題無いのですが、数時間レベルだと、ノズルにフィラメントを押し出すギアが「カチカチ」と空周りしだす（要は、ノズル内でフィラメントが溶融しきっていない様子と推定）ことがあります。結局、220℃まで温度を上げ、押し出し速度を70mm/minまで下げて、うまく形成出来ました。ただ、純正品の黒のフィラメントを併せて購入していたので、フィラメントを変えて造形を試みましたが、造形用床面（ベッド）への定着がうまくいきません。まだ、温度を上げる必要が有るのかもしれませんし、フィラメント剤の劣化の可能性も捨てきれません。
ただ本製品に関しては、先達も苦労されているようで、そのさまがWebで生々しくレポートされています。３Dプリンタの理解を深める一環として、個人的にはじっくりと取り組もうと思っています。