不揃いの木を組む (文春文庫) の感想
参照データ
タイトル | 不揃いの木を組む (文春文庫) |
発売日 | 2012-03-09 |
製作者 | 小川 三夫 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784167801786 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 人生論・教訓 |
購入者の感想
宮大工として人を育てること。昔ながらの徒弟制度なら若者に生き方の選択肢はそれほどなかったけれど、自由に選べる選択肢がたくさん目の前にぶら下がっている若者を弟子にとって育てていくことについての著者の信念と迷いが語られています。しかし基本はすぐに答えを与えるのではなく、自分で考えさせることであり、学校教育では人が育たないことを示しています。
また新建材や器械など、新しいものをどのように受け止めて、古いものをどのように活かすかについての葛藤もうかがえます。
そういった迷いや思案の過程が、「自分で考えること」の実践であり、なかなか考えさせられるものがありました。
また新建材や器械など、新しいものをどのように受け止めて、古いものをどのように活かすかについての葛藤もうかがえます。
そういった迷いや思案の過程が、「自分で考えること」の実践であり、なかなか考えさせられるものがありました。
購入は昨年の1月頃。大学や教育業界では
学ぶことができない、プロの仕事師として人に
伝えたり、教えたりする場合の重要な言霊が
各ページごとにあるようです。
この一年間、通学時の電車の中で、読み込んで
いるようです。
学ぶことができない、プロの仕事師として人に
伝えたり、教えたりする場合の重要な言霊が
各ページごとにあるようです。
この一年間、通学時の電車の中で、読み込んで
いるようです。