道具としてのファイナンス の感想

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参照データ

タイトル道具としてのファイナンス
発売日販売日未定
製作者石野 雄一
販売元日本実業出版社
JANコード9784534039484
カテゴリ » ジャンル別 » ビジネス・経済 » 金融・ファイナンス

購入者の感想

   数年前にMBA課程で購入したいくつかのファイナンス用テキストのうち、未だに手元に置いて読み返しています。分厚くなく、細か過ぎず、要点をポンポンポンとリズムよく纏められているので、実務で必要が生じるたびに10分程度で復習し、理解が深まってゆきます。ボロボロになったら、Kindle版にしようと思います。
   この数年で日本市場もモノ・コト・カネの流動性がかなり大きくなったと思います。これを見える化するのにファイナンスは必須となり、これを自在に駆使できるヒトの流動性も上がってゆくでしょう。働きながら零細時間を活用して理解を深めたいビジネスパーソンにお勧めです。

本書はまさにファイナンスの理論どまりでなく、ツールとして活用し、成果を出すための書といえるでしょう。本書を一言でいえば、先ずファイナンスの各理論を著者が平易に解説し、難しい計算等は全てEXCELに任せましょうというスタンスです。明解な解説という点では入門書の様であり、専門性や実戦という点では表題の通りといえます。効果の程も、日産再建過程において、本書の理論を駆使し、ゴーンCEOに具申していた事からも、最先端且つ最高水準といえるでしょう。ゆえに、学生の方にも理解でき(中卒の私でも1回読んだだけで、大方理解できました)、財務専門のプロの方でもこの1冊体得できれば十分に思います。自身も、それなりにファイナンスの本を読みましたが、最初にこの本と出会いたかった。(笑)
PS 本書の始めに、MBA留学の仲間と『将来の日本を1ミリでも良くできるようにお互い頑張ろう』と誓ったくだりがありました。また、本書をご両親に捧げる旨の記述がありましたが、親御さんが現在、闘病中のご様子。著者のお人柄が垣間見えると共に、だからこそ、こんな素晴らしい本が出来たのでしょう。0

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日本実業出版社から発売された石野 雄一の道具としてのファイナンス(JAN:9784534039484)の感想と評価
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