土に書いた言葉―吉野せいアンソロジー の感想

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参照データ

タイトル土に書いた言葉―吉野せいアンソロジー
発売日販売日未定
製作者吉野 せい
販売元未知谷
JANコード9784896422535
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » や・ら・わ行の著者

購入者の感想

『土に書いた言葉』は昭和を代表する名作集だと思う。自らを百姓バッパ、と呼んだ作者、吉野せいは、70才を過ぎて書き出した短篇集『洟をたらした神』という一冊を残して三年後に永眠した。編者の山下多恵子氏には、この吉野せいを論じた名著『裸足の女 吉野せい』(未知谷)があり、これを読むと吉野せいの偉大さに、誰もが感動するだろう。
今回の書は山下氏が選んだ「吉野せい」の代表作品集である。吉野せいは、私の父母と同時代の明治の人。大正から昭和に結婚。戦前、戦後に子育てをした世代の農民であった。
今のような時代だから「吉野せい」は、多くの人に読み直されたい、と私は思う。自分と社会に正直に、まっすぐに生きた「吉野せい」は、私たちに生きる事の本当の意味を教えてくれる筈だから。

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