ラクール : サクソフォンのための50の易しく漸新的な練習曲 第1巻/ビヨドウ社 の感想

初めは「全音符、２分音符」と言った、
白い音符が曲の大半を占めますが。
次第に「４分音符、８分音符」と言った、
黒い音符の割合が増え、次第に難易度が上がります。
ピアノで言う、バイエルやソナチネに相当する教材です。

「テクニックの上達」と
「音楽表現の向上」の両方を磨ける
初心者〜中級者向けの教材です。
１巻が終われば、一般吹奏楽団でも十分にやって行ける技量だと思います。

クラシックに限らず、
ジャズやポップ指向の方も
音楽表現の基礎を学べますのでオススメです。
（バラードや、メロディー創作で生きると思います。）

■

「技術面」に関しては、独学で譜読みすれば
ある程度、腕が上がると思いますが。

音楽の仕組みや、音楽の流れ　音色設定 …と言った
「感性」は、レッスンとの併用で
アイディアの引き出しが増えて、磨かれていくと思います。

シンプルな曲だけに、
演奏者 毎に色んな解釈があると思いますが。
そこが面白い所でもあります。

ボロボロになるまで
使い込む価値のある教材です♪