明日のことは知らず 髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫) の感想
参照データ
タイトル | 明日のことは知らず 髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫) |
発売日 | 2015-01-05 |
製作者 | 宇江佐 真理 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784167902728 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » 歴史・時代小説 |
購入者の感想
前作までは本シリーズの伊佐次・お文夫婦の登場が少なく、
不破龍野進等、若者が中心のストーリーが多かったですが、
本作は原点に戻った感じです。
捕物と言うよりも伊佐次・お文を中心にした人情話が胸に
染み入りました。その中で伊与太と茜の離れ離れになってしまった
両者の恋心が次作への橋渡しとして興味を惹かれます。
お文姐さんの啖呵もありで本作の読後はシリーズ初版の頃の様な
伊佐次・お文夫婦と二人を取り巻く人の人情にホロリとさせられる
素敵な短編集です。
不破龍野進等、若者が中心のストーリーが多かったですが、
本作は原点に戻った感じです。
捕物と言うよりも伊佐次・お文を中心にした人情話が胸に
染み入りました。その中で伊与太と茜の離れ離れになってしまった
両者の恋心が次作への橋渡しとして興味を惹かれます。
お文姐さんの啖呵もありで本作の読後はシリーズ初版の頃の様な
伊佐次・お文夫婦と二人を取り巻く人の人情にホロリとさせられる
素敵な短編集です。