面接法 の感想
参照データ
タイトル | 面接法 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 熊倉 伸宏 |
販売元 | 新興医学出版社 |
JANコード | 9784880021584 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 臨床心理学・精神分析 |
購入者の感想
手にすると小さくて薄い本だなぁと思うけれど、読んだ後ではぎっしりと重みを感じるような本です。
導入の部分にあったのは、すぐれた面接とはどのようなものでしょうか、というテーマですが、同席面接で私も感じたようなことが、そこには書かれていて、「おぉ!あの感覚は何だったのか知りたい」と、ぐいぐいと引き寄せられました。
全体像としてのキーワードをいくつかあげますと、・・・
訴えを「分かること」と「受け止めること」
「よく見ること」、「よく聞くこと」、「一緒に見ること」
面接理論を「学ぶこと」
ケース・レポートを「書くこと」、・・・とあります。
さて、特に興味があったのは「話をよく聞きなさい、と人は言うけれども、本当によく聞くとはどういうことか」、また、「ケース・レポートの書き方を学ぶということは人間を学ぶということである」、などのテーマに関して述べられているところです。
さまざまな面接や、陥りやすい点を書いてくれている箇所を読んでいると、正直、振り返りながら自分は大丈夫かな、と自分で自分を戒める気持ちになりました。
普遍性を感じます。ぎっしり重要なことが詰まっていて、まだ私には分からないところがありこれからも、手元に置いておいて何度も読んでいきたいなあと思います。
導入の部分にあったのは、すぐれた面接とはどのようなものでしょうか、というテーマですが、同席面接で私も感じたようなことが、そこには書かれていて、「おぉ!あの感覚は何だったのか知りたい」と、ぐいぐいと引き寄せられました。
全体像としてのキーワードをいくつかあげますと、・・・
訴えを「分かること」と「受け止めること」
「よく見ること」、「よく聞くこと」、「一緒に見ること」
面接理論を「学ぶこと」
ケース・レポートを「書くこと」、・・・とあります。
さて、特に興味があったのは「話をよく聞きなさい、と人は言うけれども、本当によく聞くとはどういうことか」、また、「ケース・レポートの書き方を学ぶということは人間を学ぶということである」、などのテーマに関して述べられているところです。
さまざまな面接や、陥りやすい点を書いてくれている箇所を読んでいると、正直、振り返りながら自分は大丈夫かな、と自分で自分を戒める気持ちになりました。
普遍性を感じます。ぎっしり重要なことが詰まっていて、まだ私には分からないところがありこれからも、手元に置いておいて何度も読んでいきたいなあと思います。
この本には面接のしかたや学びかた、どうすれば面接法の修練を積むことが出来るか、有名な精神療法家たちの理論とどうつきあうかということが述べられています。
世の中には面接のテクニックを解説した本があまたあります。読者はともすれば面接をテクニックのみの次元で安心してしまいかねません。しかし実際に面接をしてみれば、自信のあったはずの面接法が全然役に立たなかったことは誰しも経験していることです。
熊倉伸宏の面接法はそういう人にこそ読んでもらいたい本です。地味な本ですが自分のためにかかれた本だと錯覚するほどの良書です。著者の人柄が伝わってきます。
世の中には面接のテクニックを解説した本があまたあります。読者はともすれば面接をテクニックのみの次元で安心してしまいかねません。しかし実際に面接をしてみれば、自信のあったはずの面接法が全然役に立たなかったことは誰しも経験していることです。
熊倉伸宏の面接法はそういう人にこそ読んでもらいたい本です。地味な本ですが自分のためにかかれた本だと錯覚するほどの良書です。著者の人柄が伝わってきます。