腰痛は99%完治する―“ぎっくり”も“ヘルニア”もあきらめなくていい! の感想

売れている本、ということで内容を期待して買いましたが、裏切られました。私が期待していたのはタイトルどおり「腰痛を99％完治させる方法が書かれている」ことでしたが、残念ながら、というか、当然ながら、そんなことは書かれていませんでした。では、なにをもって「99％完治する」と言い切るのか。それは、腰痛の中でも「脊椎にできた癌」や「脊椎カリエス」などの内科的疾患による腰痛は治せない。しかし、この治せない腰痛は、全体の１％である。だから、残りの99％は治せる腰痛なのである。そして、著者がやっている治療は、この99％の中のひとつである。ほかに、コルセットを巻くとか、手術をするとか、いろいろ方法があり、それらを駆使すれば99％の腰痛は治せるのだ――という論理でした。この説明が出てくるのは、90ページ目です。購入前に立ち読みした前半部分にはない表現です。ここまで読んで、がっかりさせられました。