ちづる- 娘と私の「幸せ」な人生 の感想
参照データ
タイトル | ちづる- 娘と私の「幸せ」な人生 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 赤崎 久美 |
販売元 | 新評論 |
JANコード | 9784794808837 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
映画『ちづる』を観てから、この本を読みました。本を読むと知的障害児・自閉症児の子育てが具体的によく分かります。「いやいや2歳」「魔の2歳」といった反抗期はいつか終わりますが、知的障害・自閉症の大変な育児はずーっと続きます。それに付き合い続けるお母様の苦労が良く分かります。しかも千鶴さんの場合は14歳〜21歳の今に至るまで、自宅に引きこもっているので、お母さんが自由に動ける時間はほとんどないのです。
最後に久美さんが書いている言葉が印象的。知的障害・自閉症を持つ千鶴さんの人生は不自由ですが、幸せなことも数えきれないほどあって、とんでもない不自由さも悲しみが今後も続いても、自分の人生は、なかなか幸せな人生ではないかと思う、と…。そういう気持ちのお母さんがいる家族って、いいなと思いました。
最後に久美さんが書いている言葉が印象的。知的障害・自閉症を持つ千鶴さんの人生は不自由ですが、幸せなことも数えきれないほどあって、とんでもない不自由さも悲しみが今後も続いても、自分の人生は、なかなか幸せな人生ではないかと思う、と…。そういう気持ちのお母さんがいる家族って、いいなと思いました。