社長復活 の感想
参照データ
タイトル | 社長復活 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 板倉 雄一郎 |
販売元 | PHP研究所 |
JANコード | 9784569809236 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 経営学・キャリア・MBA » 起業・開業 |
購入者の感想
最近になって「社長失格」を初めて読んだ。とても面白くてそのまま「社長復活」を読んだのだが、これもまたそこそこ面白かった。
しかし、最近のVoiceLinkのサービス停止を見ると、著者は前回の経験から何も学んでいないのではないかと思える。
「社長失格」のテーマであるハイパーネットは、明らかに多くの資金を融資により投入しすぎ、早く、大きく事業を展開しすぎたのが原因だ。
その失敗のダメージが大きく、再起するまで14年もの歳月を要したのに、著者はまた同じ過ちをしている。
事業を大きくするために資本を投入するのは、事業が軌道に乗って、先行きが見えてからであるべきだ。
IT業界はスピードが早いといっても、実はそれぼどてはない。MicrosoftはAppleのマネをして成功し、そのAppleはソニーのMP3ウォークマンや日本のガラケーの真似をして成功し、FacebookはMySpaceの真似をして成功した。
IT業界とは、革新的なサービスよりも、良質なサービスを時間をかけて完成度高く練り上げた後発者が成功しているのだ(それは実はどの業界でも同じなのだが)。
自分のアイデアに浮かれ、先行者利益に拘るあまり、スピードを過度に重視し、多くの他者から有形無形の資本提供を受け、出資者やステークホルダーが我慢できずに撤退することにより、事業が破綻してしまう。
日本では稀有な起業家才能を持つ著者が、その同じ失敗パターンで潰れてしまうのを見るのは何とも忍びない。
しかし、最近のVoiceLinkのサービス停止を見ると、著者は前回の経験から何も学んでいないのではないかと思える。
「社長失格」のテーマであるハイパーネットは、明らかに多くの資金を融資により投入しすぎ、早く、大きく事業を展開しすぎたのが原因だ。
その失敗のダメージが大きく、再起するまで14年もの歳月を要したのに、著者はまた同じ過ちをしている。
事業を大きくするために資本を投入するのは、事業が軌道に乗って、先行きが見えてからであるべきだ。
IT業界はスピードが早いといっても、実はそれぼどてはない。MicrosoftはAppleのマネをして成功し、そのAppleはソニーのMP3ウォークマンや日本のガラケーの真似をして成功し、FacebookはMySpaceの真似をして成功した。
IT業界とは、革新的なサービスよりも、良質なサービスを時間をかけて完成度高く練り上げた後発者が成功しているのだ(それは実はどの業界でも同じなのだが)。
自分のアイデアに浮かれ、先行者利益に拘るあまり、スピードを過度に重視し、多くの他者から有形無形の資本提供を受け、出資者やステークホルダーが我慢できずに撤退することにより、事業が破綻してしまう。
日本では稀有な起業家才能を持つ著者が、その同じ失敗パターンで潰れてしまうのを見るのは何とも忍びない。
前半は、なぜ再び起業する事になった経緯等が書かれていて、心の動き・判断などが読み取れます。
後半は、今回起業した事業の宣伝に近い感じを受けてしまいました。
後半は、今回起業した事業の宣伝に近い感じを受けてしまいました。