不幸論 (PHP文庫) の感想
参照データ
タイトル | 不幸論 (PHP文庫) |
発売日 | 2015-05-02 |
製作者 | 中島 義道 |
販売元 | PHP研究所 |
JANコード | 9784569762937 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 哲学 |
購入者の感想
世間に迎合して自分の信念を曲げたくない、ことごとく世間の喜怒哀楽の
トーンからずれているという作者、一般の幸福論を真っ向から否定してる
が後半にこんな一節がある「私は幸福を感じることを恐れる、なぜなら私が
幸福を感じたその瞬間に死ぬことが恐ろしくなるからである、生きている限
り不幸であれば死ぬことについて比較的冷静に受け入れられるだろう」
本書は不幸論のなかの少数派幸福論という感じがする内容である。
トーンからずれているという作者、一般の幸福論を真っ向から否定してる
が後半にこんな一節がある「私は幸福を感じることを恐れる、なぜなら私が
幸福を感じたその瞬間に死ぬことが恐ろしくなるからである、生きている限
り不幸であれば死ぬことについて比較的冷静に受け入れられるだろう」
本書は不幸論のなかの少数派幸福論という感じがする内容である。
世の中には「幸せになれる本」がなんと多くあるのだろうか。
残念ながらそれらの事を実践しても、決して幸福にはなれない。
相変わらずの「中島節」全開の本書である。
ヒルティー、アラン、ラッセルの「幸福論」を糞みそに貶している。
特にアランについては、「こいつの言うことは、戯言だ」と切り捨てている。
私は本書を読み終えてから、この3人の「幸福論」を古本屋に売った。
本書を読んで、「幸福教」の信者を辞めて、不幸になった方がいい。
残念ながらそれらの事を実践しても、決して幸福にはなれない。
相変わらずの「中島節」全開の本書である。
ヒルティー、アラン、ラッセルの「幸福論」を糞みそに貶している。
特にアランについては、「こいつの言うことは、戯言だ」と切り捨てている。
私は本書を読み終えてから、この3人の「幸福論」を古本屋に売った。
本書を読んで、「幸福教」の信者を辞めて、不幸になった方がいい。