Scenes of Infinity(初回限定盤)(DVD付) の感想

人それぞれなんだなあ~って思いました。私の中では前作こそこれって曲がなくて・・・
今作は3曲目の「ｉｆ」がお気に入りです。あまりこの曲をあげられてる方がいないけど是非！！

若手メロディックメタルの新鋭、LIGHT BRINGERのメジャー2作目。

Gt・Dr脱退後初となり、メインソングラーの1人だったコンポーザー離脱後初となる勝負作。

まず、1曲目の「Hyperion」で度肝を抜かれる。
これまで以上に、クラシカルかつプログレッシブなサウンドに、今まで以上に凄みを増したFukiの圧倒的な歌唱と、新加入のYumiのパワフルかつ立体的なドラミングが、まるで壮大な宇宙を創りだしたかのような、感覚を覚えました。

これ1曲だけで、3000円払う価値がある…というか、この1曲で購入を決断しました。

以降、2曲目「Fallen Angel」、3曲目「If」とよりメロディアスなメタルの良曲で畳み掛けるところも素晴らしいです。
バックのサウンドが若干プログレッシブにはなっているけど、この2曲は以前の路線と近い感じです。

4曲目「孔雀とカナリア」と5曲目「人形かﾞ見た夢」は、これまでの3曲以上に本格的にプログレッシブで、まるでDREAM THEATERかというようなフレーズもちらほら。ただし、サビはキャッチー。
個人的には、プログレも好きなのでこういう路線も好きだというのもあるけど、アルバムの中でもアクセントになる、良い2曲だと思う。

6曲目の「Eau Rouge」はインスト曲で、まるでジャズ、フュージョンかというような、これまでにはない異色の作品。これも嫌いじゃない。

一転、7曲目「Hydrangea」は、まるで昭和歌謡曲な、ムーディーな1曲。
個人的には、この曲と9曲目の小曲は違う流れでもよかったかもと思う。

そして、8曲目「Tales of Promise」がこれまたメロスピの名曲。
メロディが秀逸で、「Hyperion」とはまた異なる感覚なんだけど、素晴らしい。

小曲を挟んで、最後は10曲目「Venus」。楽しい雰囲気が伝わってくる1曲。

これまで、LIGHT