発達障害のある子どもができることを伸ばす! 幼児編 の感想

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参照データ

タイトル発達障害のある子どもができることを伸ばす! 幼児編
発売日販売日未定
販売元日東書院本社
JANコード9784528016958
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般

購入者の感想

見開きごとにテーマが絞られていて、雑誌やムック風、イラストや図を多用した作りで、ビジュアル的にも非常に読みやすくなっています。文字も大きく文章もコンパクトでわかりやすい。

発達障害、って何なのか、さまざまな発達障害の特性、子どものタイプについて。具体的に幼児期の今、何をすべきか。身辺自立や生活リズムを整えるための工夫、困った行動への対応、相談するときはメモを持って、一度で何でも解決できると思わないでできることを一つずつ・・などなど、多岐にわたる内容がそれぞれコンパクト、明快にまとめられています。親や、支援にあたる一般人の知りたいと思う内容にしっかり応えた、バランスのいい本だと思います。

保育園の先生や身内にも勧めたいと思います。具体例として出てくる子どもたちのタイプもさまざまで、うちの息子のような「ぱっと見には大人しく、受動的で不器用、孤立型」な子がちゃんと取り上げられている点がよかったです。おとなしいからと集団に入らずにいるのを放置せず、まず一緒にいられることを目指す、とか。養育者は長い目で子どもの発達を見るのが大事、幼児期は問題がなくても小学校では許されないこともある。自由にさせていることは必ずしもよいサポートとはいえない、とか。参考になることがいっぱいありました。

「よくある?ワード」という囲み記事コーナーがあって、個人的にはそこがすごく使えるなあと思いました。
参考までにどんな?ワードがあるかというと、
「こういう子は昔からいた」「障害があるんですか?ないんですか?」
「様子を見ていればそのうちできる」「うちの子は普通です」
「自由にしていればいいよ」「障害だからできなくてもしかたない」
・・・医療の現場で、また発達障害児を育てるたくさんの親御さんの経験の中で蓄積されてきた「よくある困ったことば」、なんでしょうか。
本当に身に覚えのある言葉が多くて、参考になりました。

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