日経エンタテインメント! ウルトラマンの時代 1966-1971 テレヒ特撮ブームのヒーローたち (日経BPムック) の感想

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タイトル日経エンタテインメント! ウルトラマンの時代 1966-1971 テレヒ特撮ブームのヒーローたち (日経BPムック)
発売日2013-02-25
販売元日経BP社
JANコード9784822275648
カテゴリ »  » ジャンル別 » エンターテイメント

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他のレビューアー様も書かれている通り、1966年のウルトラQから1971年の帰ってきたウルトラマン、
ミラーマンまでに絞って特集しています。
ヒーローの他、ブースカもフォローされています。

残念ながら「全て」とは行かなかった様で、「独身のスキャット」、「恐怖劇場アンバランス」、マイナーでは
「チビラくん」は未掲載でした。

掲載スチールの内、ウルトラマンBタイプマスクのスチールは、おそらく新発掘・初見のものではないか?と思われる
のものも有りました。

「熱烈なファン、マニア向け」ではなく、1966〜1971年の期間に幼少期を過ごした方が「おお!こんなヒーロー、
怪獣があったよなぁ!」という趣向の本、と言った方が正確かも知れません。

それぞれの作品の傑作エピソード(ただしセレクト根拠は不明)が記載されている他、満田P(監督)や、(Q、マン
セブン(12話)、MJ、怪奇、ミラーマンにそれぞれ出演されている)桜井浩子さんのインタビュー記事も載っています。

このシリーズの前号にあたる「仮面ライダー1号2号」も私はわりとがんばってるなぁと思ったのですが、
本書は、作品世界内部だけでなく、前述のインタビューや、製作スタッフの裏話(但しファンなら既知でしょうが)、
メイキングスチール(演出中の若き日の故・高野宏一特技監督など)も有り、66〜71年の円谷世界を多角的にとらえよう
という切り口で「円谷=ウルトラシリーズ」、「主体はウルトラシリーズ」になりがちな編集ではなく、全体的バランスを
考えて、それが適正に取れていて、編集の頑張りが感じ取れます。

なお、ほんの少しですが72年以降の円谷の動き(ウルトラ兄弟の成立など)も書かれています。

興味のある方は、一度是非手に取って読んで見られては如何でしょうか?
この値段でここまでがんばった事に★5つです。

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