Roland V-Pad PDX-8 の感想

リムショットの感覚はなかなかです。

やっぱりリムがあるとよりリアルな感覚で叩けます。

でも、メッシュの弾力が随分本物のスネアと違うなって感じがしました。

スティックの跳ね返りが良すぎですね。

まぁ、コントロールは十分に利く範囲ですが。

最初にセットに組み込まれてたスネアのラバーの方がまだ、跳ね返りは本物のスネアに近い感じがします。

打感はラバーそのものですが。

あと一番不満に思えるところは、リムショットを感知出来る範囲が狭過ぎる事。

PDX-8を取り付ける部分の対角正面でしか感知してくれず、これには少々ショックを受けました。

出来ればグルっと一周感知出来る様にするか、センサーを自分で移動出来る様にして欲しかったです。

私は自分の方へ向けてほんの少し角度をつけてセッティングしたいのですが、取り付けるアタッチメント（MDH-12）が手前には動かない仕様になっています。

なので正面に傾けるにはMDH-12とPDX-8を取説の通りに前からセッティングせずに横からセッティングするしかない訳なんですが、そうすると今度はリムショットの感知ゾーンが真横になってしまいます。

まぁ、そこはmidiですのであとから全部修正は利きますが、いちいち打ち込むより叩いた方が早いと思ってた私にとっては、大きな誤算でした。

でも、メッシュ素材の研究をどれだけ必死でやって開発・販売までこぎつけたか、その努力が伝わる様な製品ではあったし、☆は4つでも良かったのですが、迷った挙げ句3つにしました。