REAL 14 (ヤングジャンプコミックス) の感想

ずっと待ち続けています。
早く新刊（15巻）が読みたいです。

前号の１３巻を読み、社会復帰を決意しました。
あの、「瓶」のくだりを読んで勇気をもらいました。

僕は６年前に精神疾患で教員を退職し、障害者手帳を手にしました。
社会復帰なんて、意識もしてませんでした。

暇つぶしにレンタルで読んだこの「リアル」、何巻だったか忘れましたが
「しがみついてて悪いかよ！」という高橋君の台詞に
何か引っかかるものがあり・・・

ああ、自分は教育にしがみついてるんだ。
そのことに気がつきました。

この１年、試行錯誤し、この歳（４４歳）での再就職は無理、という壁に直面し
何度もあきらめかけました。

しかし、縁あって先月、知人の塾で働かせていただくことになりました。
社会復帰できた状態でこの１４巻を読むことができました。

「真ん中をつきつめるしかない」

これから先はこの言葉に励まされると思います。

精神疾患は目に見えないから、未だに誤解されます。
でも、そんな誤解は無視して自分の新たな道を歩いていこうと思います。
「病気は罪じゃない」からです。

※レビューの場で自分の体験談を語ってしまい、申し訳ありません。

　要するに、この作品には一人の人間の人生を変える力があるということです。