まんがで身につく アドラー 明日を変える心理学 あさ出版電子書籍 の感想
参照データ
タイトル | まんがで身につく アドラー 明日を変える心理学 あさ出版電子書籍 |
発売日 | 2014-12-12 |
製作者 | 鈴木義也 |
販売元 | 株式会社あさ出版 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
嫌われる勇気を読もうとしたけど、文字ばっかでなかなか頭にはいらなかったけど、これを読んでからだと理解しやすかったです。
心理学と聞くと難しい学問のようですが、この本はマンガで描いてあるので、読みやすく理解しやすいです。
絵も上手で、くせがないので入り込みやすいかと思います。
本書によるとアドラーとは、オーストラリア出身の精神科医で心理学者だそうです。
心理学というと「過去に何があって、そのような心理になったか解き明かす」というイメージが強かったのですが、アドラーは「過去にとらわれない未来志向の心理学」を提唱しているということで、「過去にとらわれがちだけど、前向きに生きたい人」のための心理学と言えるのではないでしょうか。
興味深かったのは、優越感と劣等感は「根っこの部分では同じ」ということ。
劣等感と優越感は表裏一体で、劣等感があるからそれを補うために優越感が生まれると書かれています。
このマンガで描かれているように「頑張っているのに認めてくれない」といういらだちは私もかつてたびたび感じていたものであり、その気持ちは正直言って苦しいものでした。
それが劣等感から生まれていたということに、本書で気づかされました。
自分が抱えていたものは劣等感だったんだなと考えるととてもすっきりします。
原因が分かれば、心の持ちようも変えることができますし、変えるためのヒントもこの本に書かれています。
また自分を理解するとともに、他人の心理を推し量るうえでもとても参考になります。
優越感をあからさまに表す人には不快な気分にさせられることも多いですが、それが劣等感から生まれた優越感だと考えると、ある意味哀れですし、腹立ちも幾分か治まるような気がします。
短いストーリーなので、結構あっさり解決してしまい、現実ではこううまくはいかないよと思う点もありますが、「あるある」と思い当たることがたくさんあります。
読みやすいので、日常でちょっとした時間に手にとって読めるもいいと思います。
絵も上手で、くせがないので入り込みやすいかと思います。
本書によるとアドラーとは、オーストラリア出身の精神科医で心理学者だそうです。
心理学というと「過去に何があって、そのような心理になったか解き明かす」というイメージが強かったのですが、アドラーは「過去にとらわれない未来志向の心理学」を提唱しているということで、「過去にとらわれがちだけど、前向きに生きたい人」のための心理学と言えるのではないでしょうか。
興味深かったのは、優越感と劣等感は「根っこの部分では同じ」ということ。
劣等感と優越感は表裏一体で、劣等感があるからそれを補うために優越感が生まれると書かれています。
このマンガで描かれているように「頑張っているのに認めてくれない」といういらだちは私もかつてたびたび感じていたものであり、その気持ちは正直言って苦しいものでした。
それが劣等感から生まれていたということに、本書で気づかされました。
自分が抱えていたものは劣等感だったんだなと考えるととてもすっきりします。
原因が分かれば、心の持ちようも変えることができますし、変えるためのヒントもこの本に書かれています。
また自分を理解するとともに、他人の心理を推し量るうえでもとても参考になります。
優越感をあからさまに表す人には不快な気分にさせられることも多いですが、それが劣等感から生まれた優越感だと考えると、ある意味哀れですし、腹立ちも幾分か治まるような気がします。
短いストーリーなので、結構あっさり解決してしまい、現実ではこううまくはいかないよと思う点もありますが、「あるある」と思い当たることがたくさんあります。
読みやすいので、日常でちょっとした時間に手にとって読めるもいいと思います。
とても読みやすかった。
他のアドラー本も何冊か読みました。
その中には「褒めてはいけない 叱ってはいけない」という
理屈ではわかっても「そんなこと絶対無理でしょう~」という
内容もありました。
でもこの本では
“共感できても実行できそうにない事”ではなく
だれもが共感し、すぐに役立ちそうな8つの考え方に
ポイントをしぼって描かれているのだとます。
1話完結なので気になる部分から読めるのもいいです。
特に気になったのが「不完全である勇気」という章。
「日本人は挑戦することよりも失敗しないことを重視する傾向がある」
というのを読んで、スタップ細胞の小保方さんを思い浮かべました。
他のアドラー本も何冊か読みました。
その中には「褒めてはいけない 叱ってはいけない」という
理屈ではわかっても「そんなこと絶対無理でしょう~」という
内容もありました。
でもこの本では
“共感できても実行できそうにない事”ではなく
だれもが共感し、すぐに役立ちそうな8つの考え方に
ポイントをしぼって描かれているのだとます。
1話完結なので気になる部分から読めるのもいいです。
特に気になったのが「不完全である勇気」という章。
「日本人は挑戦することよりも失敗しないことを重視する傾向がある」
というのを読んで、スタップ細胞の小保方さんを思い浮かべました。