上原ひろみ サマーレインの彼方 (幻冬舎文庫) の感想

上原ひろみさんのノンフィクション本の文庫版。

最近では入手困難になっていたので
未読のファンの方は是非購入して読んだ方がいいです。
さらに上原ひろみさんの事が好きになるハズ。

また加筆40ページという結構なボリュームの上に
掲載写真も結構新しいものに差し変わっていますので
単行本で読んだ人もチェックしてみる価値はあると思います。

本編は上原ひろみさんの音楽に対するスタンスから
学生時代・子供の頃の話まで多岐にわたり興味深い話が凝縮されています。

年表的な時系列に縛られた堅苦しいものではなく複数回のインタビューを通して
上原ひろみさんのいろいろな側面を紹介していくというもの。
数々のエピソードを紹介するその文章にはとても臨場感があり
最後まで楽しんで読み通す事ができると思います。

触れられているエピソードも見事にツボを押さえていて
この一冊を読むだけで かなりの「上原ひろみ通」になれる。ｗ　

また時が経ったら是非続編を書いていただきたい。