林業現場人 道具と技 Vol.11 特集 稼ぐ造材・採材の研究 の感想
参照データ
タイトル | 林業現場人 道具と技 Vol.11 特集 稼ぐ造材・採材の研究 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 全国林業改良普及協会 編 |
販売元 | 全国林業改良普及協会 |
JANコード | 9784881383124 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 資格・検定・就職 » 建築・土木 |
購入者の感想
ここ数年,国産材での建築や木材燃料の拡大,発電の買い取り制度など,各地で林業への明るいニュースが散見されるようになりましたが,素材生産する者としては建築材料となるのが最も嬉しいもので,できることなら1円でも高く売れることを願います。ただし,同じ1本の木であっても,造材の仕方一つで市場価値が変動することから,そのためのノウハウが紹介された本だと思います。6m材を取ることの困難さやあえて長めの余尺を取る理由,曲がりを読むテクニック,吉野の山いきの神髄などが’記載されており,読んでいて飽きません。これは林業に限ったことではなく,いずれの分野でも丁寧な仕事には理由があり,手間をかければそれ相応の価値が加わるから高品質になります。バブル崩壊後は買い手中心の世の中ですが,本来はこうした売り手が主体となった価格設定がなされるべきです。そうしないと,この国の林業は成り立たなくなります。
また,インターネットショップの如何についての記事もあり,こちらも参考になりました。消費者からすれば値段は大切ですが,結局,故障したときに困るのは自分です。取次店ではなく,その場で修理できるメカニックと普段から顔の見える関係を気づくことが何より大切なので,私は地元の専門店で機器を購入しています。一時的には高くなっても,トータルで考えると安く済みます。
また,インターネットショップの如何についての記事もあり,こちらも参考になりました。消費者からすれば値段は大切ですが,結局,故障したときに困るのは自分です。取次店ではなく,その場で修理できるメカニックと普段から顔の見える関係を気づくことが何より大切なので,私は地元の専門店で機器を購入しています。一時的には高くなっても,トータルで考えると安く済みます。