関東の高校野球 1 茨城、千葉 (B・B MOOK 1101) の感想

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5年半前に出た『にっぽんの高校野球』の続編的な一方、重複している部分もある。それを避けるかのように選手にフィーチャーするページが巻頭にかなり置かれていて、プロで活躍した選手の高校時代を振り返ることができる。プロのスターにスポットを当てるのは万人向けだが、生粋のファンからしたら浅く感じられるだろう。
資料ページが非常に豊富だった前作に較べると、情報量が少な過ぎる感が否めず、充実感に乏しい。
巻頭インタビューが渦中の松本監督というのもタイミングが悪過ぎる。
このボリュームありきで考えると悪くはないと思えるものの、前作を知っていると見劣りする感は否めない。