冷えとりガールのスタイルブック (ナチュリラ別冊) の感想

内容はとても良く、この本がきっかけで服部みれいさんが編集されているmurmur magagineに繋がっていったり、自分の生活を変えていくきっかけになりました。

ただ、少し疑問が残る部分もありました。吹き出物や湿疹は出すのが良いとされていて、症状が出ているのを喜ばしいことだと考えようとしたのですが、それが実は食物アレルギーだったということがありました。アレルゲンを除去しても色々出ているのはめんげんだと思いますが、それが本当にめんげんなのか、何か違う理由で出ているかは見極めないといけないと思います。掻いて治す、とも書かれてありますが、症状にもよるのではないかと。あまりにもバリアが壊れた肌だと、細菌感染で症状が酷くなる場合もあると思います。

実際に２年近く冷え取りをやってみて、出てくる症状にどうしても耐えられなくなってお医者さんに行ってしまったりしました。完璧に実行するのは無理だなと今は思っているので、あまりガチガチにならずに、ゆるーく付き合っていきたいと思っています。

＊上のようなレビューを記入し、しばらく経ちましたが(2013年1月)、結局のところ冷え取りを卒業してしまいました。私自身、アトピーに20年も悩んでいて冷え取りを実行していました。靴下だけではなく冷やさない食べ物をと、マクロビに近い食生活にしてあまり量を食べないようにしたり、薬＝毒だから飲まないほうがいいと思ったり、毒出しだからとお医者さんに行かなくなったり･･･。きっと、｢冷え取り｣では毒が出てる！と言うのでしょうが、アトピーがさらに酷くなって、長期間つらい思いをしました。肉や乳製品の代わりに、大豆(豆乳)を多用した結果、アレルギー反応を起こすようになったり、動物性たんぱく質をカットしてしまったために肌がカサカサ＆もともとやせ型だったのがさらに体重ダウンしたり、親からその時期は｢痩せて頬がこけちゃって、老けたみたいで心配してたよ｣と言われてしまったりしました。30代半ばですが、40歳ぐらいに見えたそうです。