大奥騒乱: 伊賀者同心手控え (徳間文庫) の感想
参照データ
タイトル | 大奥騒乱: 伊賀者同心手控え (徳間文庫) |
発売日 | 2014-11-07 |
製作者 | 上田 秀人 |
販売元 | 徳間書店 |
JANコード | 9784198939076 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » 歴史・時代小説 |
購入者の感想
発売日当日朝には近所の小さな書店で売り切れ、あわてて駅前の本屋で買った。わくわくしながら読み進めるうちに興味が薄れ、読み切ったときには損した気分になった。初めて上田さんを読む方にはいいかもしれんが、当初から読み続けている私としては、なんともはや。これで売り切れる、というのは他の時代劇小説のレベルを反映しているのか?
「上田さん得意の大奥+伊賀者」というところまでは構わんのだが、ストーリーがこれまでにも使い古されてきた内容。思うに、売れていると方々の出版社が「次を早く」とせっつくからだろうが、こんな粗製乱造に近いことをしているとファンには呆れられますぞ。もっと寡作で結構だから(したがって多少単価は高くても構わんから)、良質の時代劇小説を生み出してほしい。
「上田さん得意の大奥+伊賀者」というところまでは構わんのだが、ストーリーがこれまでにも使い古されてきた内容。思うに、売れていると方々の出版社が「次を早く」とせっつくからだろうが、こんな粗製乱造に近いことをしているとファンには呆れられますぞ。もっと寡作で結構だから(したがって多少単価は高くても構わんから)、良質の時代劇小説を生み出してほしい。