羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇 (文春文庫―現代日本文学館) の感想

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参照データ

タイトル羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇 (文春文庫―現代日本文学館)
発売日販売日未定
製作者芥川 龍之介
販売元文藝春秋
JANコード9784167113056
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学

購入者の感想

最近ずっと新刊ばかり読んでたので読みたくなりました。
教科書にも使われていた短編作品も納められてるので馴染み深い本だと思います。
短い短編集なのに引き込まれる物語ばかりです。何となく小さい頃に読んだ昔話のようなイメージが湧きます。年齢を重ねた私ですらゾッとするような話やフフフと笑ったりする話が盛り沢山で、大人向けの日本昔話かもしれません。
短編集なので一気に読み進めるのもよし、外出先のちょっとした合間に読むのも、他の小説を読み終わった後に一編ずつ読むのもいいと思います。

内容に関しては他の方のレビュー通り
芥川を代表する作品ばかりで間違いなく☆5だと思う。

・本の造りに関して感じたこと
太宰の(文春文庫―現代日本文学館)で書いている方がいらっしゃるが
(僕も太宰の (文春文庫―現代日本文学館)を持っています)
この本も真ん中の、開く部分のギリギリまで文字が書いてあって
多少読みにくい印象を受けた。
本を他社の文庫本より大きく開く必要があると思う。ちょっとのことだけど不便。
☆マイナス2
あと1行少なくすれば読みやすいと思うのだが、、。

それ以外はパーフェクトでしょう。
フォントも字の大きさも紙質もかなり自分好み。
ページ毎の左端に解説があるのも非常に便利だ。
☆プラス1

よって☆4で。

芥川ならコレを抑えておけという作品ばかりなので
本棚に必須の1冊だと思う。

余談だが
分厚すぎてお気に入りの革のブックカバーがしっくりしないのが残念だった

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