心眼力 -柔らかく燃えて生きる30の智恵- (CD付) の感想
参照データ
タイトル | 心眼力 -柔らかく燃えて生きる30の智恵- (CD付) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 野口 嘉則 |
販売元 | サンマーク出版 |
JANコード | 9784763198747 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門 |
購入者の感想
本書には、心の目で何を見ればよいのか、心の置きどころをどこにもってくればいいのかについて、野口さんの考えが諄々と語られています。
たとえば、過去のできごとに囚われて苦しんでいる人に対して、野口さんは誰かを責めたり許さないと思っていると、自分も過去のできごとから解放されなくなる、と指摘します。
誰かを責めるのをやめる、ゆるしてあげるという勇気ある行為が、結果的に自分もゆるしたことになるのです。
そういわれても、分かってはいても、どうしてもゆるせない。
そんな読者に対して、野口さんは、
「そんなときは、決して自分を責めないでください。
ゆるせない自分をゆるしてください」
と語りかけます。
かたくなになっている自分、分かっていてどうしようもない自分を責めないことで、いつか相手をゆるせるときもやってくる。
なんと深い思いやり。なんと深い人間性への信頼でしょうか。
毎日気ぜわしく過ごしている人にとって、野口さんの問いかけは、深く、重く感じるかもしれません。
最終章には、次のような大きな問いが残されていました。
あなたは、あなたの人生を通じて、未来に何を遺したいですか?
芸術家であれば、すぐれた芸術作品を遺せるでしょうし、事業家であれば会社を遺せます。建築・土木にたずさわっている人なら、「地図に残る」ような橋や建物を遺せるでしょう。
じゃ、芸術家でもなく、大きな仕事をしたわけでもない人の人生は、何も遺せないのでしょうか。
野口さんが参考としている3つの例は、心にスーッと入ってくるものでした。
そうか、野口さんはこんなふうに考えて人生を送っているんだ。だからやさしく包んでくれる語り口調で、大切なことをおしえてくれるんだ。
ゆっくりと、ココロで読んでみてください。
たとえば、過去のできごとに囚われて苦しんでいる人に対して、野口さんは誰かを責めたり許さないと思っていると、自分も過去のできごとから解放されなくなる、と指摘します。
誰かを責めるのをやめる、ゆるしてあげるという勇気ある行為が、結果的に自分もゆるしたことになるのです。
そういわれても、分かってはいても、どうしてもゆるせない。
そんな読者に対して、野口さんは、
「そんなときは、決して自分を責めないでください。
ゆるせない自分をゆるしてください」
と語りかけます。
かたくなになっている自分、分かっていてどうしようもない自分を責めないことで、いつか相手をゆるせるときもやってくる。
なんと深い思いやり。なんと深い人間性への信頼でしょうか。
毎日気ぜわしく過ごしている人にとって、野口さんの問いかけは、深く、重く感じるかもしれません。
最終章には、次のような大きな問いが残されていました。
あなたは、あなたの人生を通じて、未来に何を遺したいですか?
芸術家であれば、すぐれた芸術作品を遺せるでしょうし、事業家であれば会社を遺せます。建築・土木にたずさわっている人なら、「地図に残る」ような橋や建物を遺せるでしょう。
じゃ、芸術家でもなく、大きな仕事をしたわけでもない人の人生は、何も遺せないのでしょうか。
野口さんが参考としている3つの例は、心にスーッと入ってくるものでした。
そうか、野口さんはこんなふうに考えて人生を送っているんだ。だからやさしく包んでくれる語り口調で、大切なことをおしえてくれるんだ。
ゆっくりと、ココロで読んでみてください。