ルバイヤート―中世ペルシアで生まれた四行詩集 の感想
参照データ
タイトル | ルバイヤート―中世ペルシアで生まれた四行詩集 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | オマル ハイヤーム |
販売元 | マール社 |
JANコード | 9784837304302 |
カテゴリ | 文学・評論 » 評論・文学研究 » 外国文学研究 » 中国文学 |
購入者の感想
文語体で書かれた文章は、少し難しい印象を与えますが、それよりもこの本の何より素晴らしいところは挿絵です。
ほぼ全ての見開きに展開される数々のカラー、モノクロの挿絵は非常に見ごたえがあります。
エロチックな曲線美はビアズリーを思わせ、それでいてハリー・クラークのような繊細な装飾。ですが、人物だけを見ると、バルビエかイカールに似ている。その描かれている特に女性の美しさのせいか、それほど絵から病的な印象は受けない、むしろロマンチックなムードが漂う。
装丁もたいへん凝っていて、非常に素晴らしい一冊です。
ほぼ全ての見開きに展開される数々のカラー、モノクロの挿絵は非常に見ごたえがあります。
エロチックな曲線美はビアズリーを思わせ、それでいてハリー・クラークのような繊細な装飾。ですが、人物だけを見ると、バルビエかイカールに似ている。その描かれている特に女性の美しさのせいか、それほど絵から病的な印象は受けない、むしろロマンチックなムードが漂う。
装丁もたいへん凝っていて、非常に素晴らしい一冊です。
ロスト・キングダムという映画を観て、
ルバイヤートという詩集の存在を知りました。
日本語訳が文語体(それもほとんど古語に近い)ため
じっくり噛み砕くように読むことを要求されますが、
それがかえって詩の世界観をそのまま表現しているようで
流れるような日本語とペルシャの詩が美しくマッチしています。
各詩すべて英訳と並列されているところが個人的にはとても気に入っています。
ストレートな英文の方が、かえって詩の意味がさらっと理解できたり、
英語圏ではこんな風に訳されてるんだなぁなんて対比できて感慨深いです。
みなさん書かれていますが、
装丁や挿絵、レイアウトがとにかく美しいです。
文字を読むのが億劫でも、挿絵を眺めているだけで
ほぅっ…と溜息。
家でぼんやり人生とか芸術とか異国とかに
思いを馳せながら捲りたい本です。
ルバイヤートという詩集の存在を知りました。
日本語訳が文語体(それもほとんど古語に近い)ため
じっくり噛み砕くように読むことを要求されますが、
それがかえって詩の世界観をそのまま表現しているようで
流れるような日本語とペルシャの詩が美しくマッチしています。
各詩すべて英訳と並列されているところが個人的にはとても気に入っています。
ストレートな英文の方が、かえって詩の意味がさらっと理解できたり、
英語圏ではこんな風に訳されてるんだなぁなんて対比できて感慨深いです。
みなさん書かれていますが、
装丁や挿絵、レイアウトがとにかく美しいです。
文字を読むのが億劫でも、挿絵を眺めているだけで
ほぅっ…と溜息。
家でぼんやり人生とか芸術とか異国とかに
思いを馳せながら捲りたい本です。